紹介されている匙やナイフがどれも、触りたいな・使ってみたいな、と思わせてくれる作品を、アトリエで創作している作者や御家族との食卓風景の写真とともに紹介されているので、眺めているだけで楽しくなります。80才を過ぎた知り合いが体力を落とし、「金属の匙では歯に当たって食事がつらい」と近所の店で漆塗り(木製)の匙を購入しました。残念ながらこの匙は形が悪く使いにくいものでしたので、削り治し、塗り治してから使い始めました。事前にこの本に出会っていれば、記載されているお店からよい匙を購入してプレゼントできたでしょう。木の匙などのテーブルシルバーは、歯の衰えた者には福音です。この本で気に入ったものを探して、高齢のご家族やお世話になった方にプレゼントするのもよいかと思います。