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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まさに珠玉の短編集,
By @DJGM (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戻り川心中 (光文社文庫) (文庫)
短編集ですが、全くはずれがありません。まさに珠玉の言葉にふさわしい短編集です。 大正時代の空気をこれだけ再現してみせる力量には感服です。 連城三紀彦の入門者にもオススメします。 詳しい個々の内容については前の方が記載していますし、 ネタバレになるので書きませんが、 このシリーズは「夕萩心中」という本に引き継がれますので、 気に入った方はそちらもぜひ。 何度繰り返し読んでも飽きのこない、すばらしい本です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
叙情派ミステリの極み,
By
レビュー対象商品: 戻り川心中 (講談社文庫) (文庫)
今はなき探偵小説専門誌「幻影城」に連載された花葬シリーズを中心にまとめられた短編集。時代性の活写・情景描写の美しさと人間の情念の深さをみごとなまでに凝縮している。この作家の他の作品にありがちな極端なトリッキー性も薄く、直木賞受賞作「恋文」への道程を示す作品ともいえるだろう。個人的には「六花の印」が一押し。思わず目頭があつくなる佳品である。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
完全にしてやられました。,
By スナフキン (東京都大田区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戻り川心中 (光文社文庫) (文庫)
藤の香,桔梗の宿,桐の柩,白蓮の寺,戻り川心中の5篇からなる花葬シリーズ。約60ページ/篇なので,短編というには長めですが,どの作品も独自の香りを放ち,しかもよく練り上げられた力作揃い。 9割がた真相が判りかけたと思った瞬間に,全く異なった哀しく美しい人間ドラマが 現れる演出は,ただただ見事と言わざるを得ません。 「我が国のミステリの歴史において,最も美しくたおやかな名花である。流麗な文章, 纏綿たる情緒,鮮やかなトリックが,恋愛小説と探偵小説を両立させ,読者を底深い 酔いへと導く。」との解説にも,誰もが納得することでしょう。
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