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35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
なるほど、そういう見方もあるのか…,
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レビュー対象商品: 戦闘美少女の精神分析 (単行本)
数ある『おたく評論』の一つとして読むのにはいい。中でも、第四章の『ヘンリー・ダーガーの奇妙な王国』は必読個所。 普段の生活でおたくと縁のない人間にとっては、第二章の『「おたく」からの手紙』もなかなか興味深い内容。 賛同できるかどうかは別として、おたくの考え方やものの見方を垣間見ることができる。 また海外のアニメファンのスタンスを紹介している第三章『海外戦闘美少女事情』も、日本と海外のおたくの違いが明確に書かれていて一読の価値あり。 第五章の『戦闘美少女の系譜』は日本のアニメ史の流れを大まかにつかむには最適。でも資料として数は多いが内容的には随分大雑把。 精神分析に関する専門用語が多く出てくるので、慣れるまで結構大変。 最終章で著者は「おたく擁護」の立場に立っているけれど、読者に「おたく擁護」を強要しない節度は素晴らしい。 なかなか興味深く読める一冊でした。
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「おたく」を自覚している人たちへ,
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レビュー対象商品: 戦闘美少女の精神分析 (単行本)
「端的で下世話な表現をするなら、アニメキャラで『抜く』ことが出来るか否か、それがおたく-非おたくの一つの分岐点ではないか」正に端的な定義ではあるが、正解である。 成人コミックは一般的に世に出回っているのだが、アニメとなると抵抗感があるのではないだろうか。 また、冒頭部において「おたく」の特徴として ・虚構コンテクストに親和性が高い人 ・愛の対象を「所有」するために、虚構化という手段に訴える人 ・二重見当識ならぬ多重見当識を生きる人 ・虚構それ自体に性的対象を見いだすことができる人 の四つを挙げている。「おたく」を分析の対象としているのだからまず「おたく」の定義からはいらねければならない。これら4つの検討とともに、「おたく」と「マニア」!の違!いにも言及している。 また、第5章でのアニメ史の資料の豊富さは一読の価値があります。
38 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
オタクには地雷な本,
By 神威竜 (名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦闘美少女の精神分析 (単行本)
かなり難しい言葉が多かったですが偏見的な印象が一切なくて非常に冷静な論理展開でさくさく読み進める本だと思います。オタクというものをかなり深く知りたい一般の方にはオススメでしょう。ただ・・・オタクが読むにはかなり痛いかな~と正直思いました。僕自身読んでて自分が精神分析されているような気にさせられ読み終わった後、今までのように簡単に虚構に戻れなくて辛いです(笑)。オタクを楽しく続けたい人は正直避けたほうが無難ですよ。 偏見な意見の本ならこんなに深く喰いこまなかったと思うんで評価は真ん中の3にしました(本当は1にしたい・・・)。ホントこの作者は一流の精神科医だな。
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