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戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183)
 
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戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183) [文庫]

神林 長平
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

南極大陸に突如出現した超空間通路によって、地球への侵攻を開始した未知の異星体「ジャム」。反撃を開始した人類は、「通路」の彼方に存在する惑星フェアリイに実戦組織FAFを派遣した。戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに、孤独な戦いを続ける特殊戦の深井零。その任務は、味方を犠牲にしてでも敵の情報を持ち帰るという非情かつ冷徹なものだった―。発表から20年、緻密な加筆訂正と新解説・新装幀でおくる改訂新版。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 335ページ
  • 出版社: 早川書房 (1984/02)
  • ISBN-10: 4150301832
  • ISBN-13: 978-4150301835
  • 発売日: 1984/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 362,783位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
31 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
本書は、代表的日本人SF作家、神林長平による傑作であり、間違いなく彼の代表作のひとつである。 正体不明・コミュニケート不能の敵《ジャム》との異世界での戦争、地球社会とは断絶した防衛軍《FAF》、高度な科学技術の結晶である戦闘兵器。コンピューターによって管理されるその戦争においては、人間は最早戦争遂行システム《FAF》のパーツでしかない。

《ジャム》と《FAF》の戦争の中で人間は思う。《ジャム》は「人間の敵であってほしい」。戦争遂行の技術によって戦争に追いこまれ、そこでむしろ自らの戦争を望む人間。 SFであるにもかかわらず、否、SFであるからこそ、本書は現実のテクノロジーと人間の問題を、鋭く描き出している。繰り返そう。本書は間違いなく傑作である。読むべし!

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55 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By miya VINE™ メンバー
形式:文庫
20年も前と考えられぬほど、恐ろしく完成度の高い作品。
親友のブッカー少佐を除けば、信じられるのは機械である雪風のみ、という主人公・深井零と、
戦闘機の機械知性である雪風との、外界意識の齟齬によるすれ違いが哀しく、そして恐ろしい。

しかし、この一冊だけでは、このシリーズの神髄を味わったとは言えない。

続編の『グッドラック 戦闘妖精雪風』を続けて読む事で、このシリーズの真なる素晴らしさが見えてくる。
この二冊を続けて読む事で、この作品がSFとしてだけでなく、哲学書としてもエンターテインメントとしても一流であることが分かるはず。

このレビューは参考になりましたか?
27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
納得の名作 2006/2/11
By kid0909
形式:文庫
少々の取っ付きにくさは確かにある。

ミリタリー系の知識があまり無い人間(私もそう)には、ミッション中、特にドッグファイト(対戦闘機戦闘のこと)において、何を言ってるのか解らなくなるときがある。

HUD、ECM、ECCM、IFF、etcetc……一応、簡単な解説はあるけれど、いきなりはさすがに全て飲み込みきれない、というのが本音。

しかし、そういう人間にとっても『戦闘妖精雪風』は、十分に読む価値のある作品と、自信を持っていえる。

人間の存在と意義を、全編通して緻密に、しつこいくらいに線を張って問い掛けていく。

有機=意志のあるもの、無機=意志の無いもの、として。

無機的な有機、無機によって生きる有機。

有機と見間違う無機、有機を支配する無機。

その対比は、鉄腕アトムやドラえもんなどで描かれる

『意志をもち、人間を上回る能力を持ちながらも、人間に極めて友好的な機械』

に対する、真っ向からのアンチテーゼ。

何かと機械に頼ることが常識となった現代、ぜひ一読する価値はある。
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もうひとつの「ソラリス」?
このシリーズの第3作までと,スタニスワフ・レムの古典的名作「ソラリスの陽のもとに」を,偶然ごく最近になって読んだ。「雪風」第1作でジャムが送り込んでくるコピー人間... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: スカルダネリ
人が機械に近付くのか、機械が人に近付くのか
ハードSF的な感じだけど、読むと設定が「人間性とは何か」ということを語るための記号的な意味合いを持つように配されていることに気づきます。
「機械異星体... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: かずろう
雪風が冷たい
アニメ版を先に見てしまってから読んだこともあり、雪風の性格付けがかなり違うと感じた。そしてブッカー少佐はまだいいとして、零がもう少し猛者っぽく見える。あんな線の細... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: まさる
マシンと人の絆
OVA化された作品の原作となる。

主人公と愛機を取り巻く環境は、異空間を抜けた地球ではない星。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/16 投稿者: ブッカー
20年も前のストーリーとは思えない
神林長平の代表作にして様々なメディアミックスが行われた有名作品ですね。ちなみに僕が読んだのは改訂版ではなく原本のほう。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/25 投稿者: smokeymonkey
現実が追いついて来つつあるような気がする
主人公・深井零は、恋人に拒絶され国家にも拒絶されてフェアリー星の戦場へ送られ、そこで絶対的な信頼を置く事の出来る「雪風」と出会い、共に戦うことになる。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/29 投稿者: 6の空
哲学
様々な側面を併せ持つ、正しいエンターテイメントの形、正しいSFであると感じました。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/3 投稿者: ジャンク
これを読まずして神林作品は語れない!
随所に散りばめられた航空用語、専門的知識があることに越したことは無いのだろうけど、戦闘機について何も知らない素人の私でさえとても充足感を覚える内容になっている。<... 続きを読む
投稿日: 2009/2/6 投稿者: ジェフ
神林作品の最高傑作
 アニメが作られたときに増刷されたので読みました。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/2 投稿者: 拳銃自殺ケーゲル
これは傑作
これを読み終えると、2〜3日頭からもやもやが消えませんでした、読み終っても楽しめる作品です。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/31 投稿者: カティーナ
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