今巻では、史実における朝鮮戦争を、イタリア半島を舞台にした形で進められている。
見所としては、前巻で「傷だらけの破壊神」として、枢軸連合に恐怖の的となった大和級の同型艦である三河と、大和級のデータを下に建造されたオハイオが、フランスの新鋭戦艦であるアルザス級に敗れ去る場面。そしてそれにより「破壊神」の幻想を打ち砕かれた大和が、殆ど魔改造と言ってもいい改造(事実、登場人物が改装案を見て「アホか、こいつらは」と呆れ果てている)をし、アルザス級を含む仏伊連合艦隊6隻の戦艦を完膚なきまでに叩き潰すところである。
なお、気になった点としては、北イタリアのヴェネト級の内、「ヴィットリオ=ヴェネト」が出ているのだが、彼女は前巻で日本海軍の雷撃によって爆沈していたのだが、何故か復活している(南イタリア政府から鹵獲したとあるので、あるいは第二次大戦中緊急に建造したヴェネト級5番艦、あるいは北イタリアにあるリットリオに対抗するために戦後建造したものか?)
のと、本級の主砲は9門なのだが、8門になっている。(1ランク上の砲に改装した為かもしれないが、ヴェネトの砲塔は全て同一であり、1門減少は不自然)
ちなみに、大和改装の理由については、マクナマラが、「冷戦勝利のための究極の抑止力」といっているのですが、実際の理由が「フランス海軍ごときに大和が敗れたままなど耐えられない」というのが何とも・・・