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戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)
 
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戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫) [文庫]

吉田 満 , 鶴見 俊輔
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和20年3月29日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス 今ナオ埋没スル三千の骸(ムクロ) 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和二十年三月二十九日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス今ナオ埋没スル三千の骸 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。

登録情報

  • 文庫: 202ページ
  • 出版社: 講談社 (1994/8/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061962876
  • ISBN-13: 978-4061962873
  • 発売日: 1994/8/3
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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64 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
戦艦大和の最後の突撃の様子を実体験した筆者が、漢字とカナの文語体で書き上げたもの。はっきり言って読みにくいが、文語体では無理な悲劇の出陣の様子を荘重に、悲壮に語りあげる。

言うまでもなく、(今からすれば)無意味な特攻作戦であったが、当事者たちの国を思う気持ちと、残された家族を思う気持ちはあまりに純粋で、決して長くない作品を読むうち、なんども目頭が熱くなった。

戦闘シーンの描写は、悲惨そのもの。今回はじめて知ったのは、浸水によって傾いた艦を復元させるために、艦底の機関室にほとんど逃げる時間も与えず注水したこと。残った乗組員を守るため(それでも結果的には生き延びた乗員はごくわずかだが)、今までともに戦ってきた仲間を自らの手で葬り去るとは。戦争とはそうい!!うものなのか。

反戦でも、軍国主義でもなく、戦争の真実はこういうものだということを教えてくれる。

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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
沖縄水上特攻の記録。戦記としての価値だけでなく、格式高い文語体で綴られた文章は、この書に文学的な価値をも持たせることに成功している。

無論、この書の価値の高さは揺るぎないものだが、少々非難めいたことを言うと、著者は学徒出身の少尉で、持ち場は艦橋内。であるから当然に、著者の見たもの聞いたものが「戦艦大和の最後」の「全て」ではないことは、意識しておきたいところ。
例えば、沈没の際の有賀館長については辺見じゅんさんの「男たちの大和(下)」(ハルキ文庫)には全く別の目撃証言がのっているし、伝聞として著者が記している朝霜の内火艇の艇指揮が船端に取りすがる兵士の手を日本刀で切ったという話についても、阿部 三郎さんの「特攻大和艦隊―帝国海軍の栄光をかけた一〇隻の明暗」(光人社NF文庫)には当の艇指揮の全く別の証言が紹介されている。

カタカナ交じりがどうしても駄目な方は、同じ著者の「戦艦大和」(角川文庫)に収められている「戦艦大和の最後」が良いだろうし、著者のエッセイなども幾つか収録されているので、それだけでもお勧めである。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:文庫
戦艦大和。日本人の心にこれほど響くフネはもう出てこまい。戦争にはほとんど役立たずだった大和は、戦況がもう挽回不可能な時点で海軍のメンツのために捨てられた。

本書は、その乗組員の目を通して最期の数日間を冷静に描いている。旧仮名遣いであるが、それほど長くもないので、そのまま読むべきだろう。

国家は常に戦争に備えている必要がある。しかし、備えも運用も誤りだった大和と、無謀な命令に殉じた先人を忘れてはいけない。

また、20代でありながら、筆者を含めた若者は、現代とは全くレベルの違う高度な教養を身に付けていたことが分かる。本当に貴重な本である。
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英霊への冒涜の書
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投稿日: 2008/1/7 投稿者: スペルエンペラー
やはり最高の書
大和を描いた作品では、やはり最高の書だと思う。事実関係がどうだこうだとの議論はあろうが、そんなことは歴史学者にでも任せておけばよい。私がこの本を読んで感じたのは、... 続きを読む
投稿日: 2007/6/2 投稿者: 色は匂えど
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