帝国海軍の食事供与について、歴史的背景と共にひとつの文化を創り出した道程を余す事無く記しています。2,500人分ともなれば、卵2,500個を割ってといて火を加えて盛る・・・。戦艦大和の烹炊所は複数あったとはいえ、烹炊所の様子も想像を絶する戦場だった事でしょう。帝国海軍の午餐献立を再現した呉でのイベント逸話には興味を引かれました。陸軍と比べて食事内容は格段に開きがあった上に、士官食の趣味の良さは驚くばかりの内容でした。冗談めいたエピソードも随所に"盛られて"おり、楽しめます。何と云っても明治、大正各時代は勿論、特に昭和の艦名別選りすぐり献立はレシビの充実に多大に寄与してくれます。