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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
多くの示唆とデーターに富む良書だが・・・,
By 直実 (埼玉県熊谷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか (単行本)
本書はいくつかの論点を挙げて、停滞している日本企業の戦略不全を分析し、今後の方向を示そうとしている。しかし、本書であげているように、解決策は戦略を立てる経営者を育てることなのか?特に分析の多くの部分を費やしている、電機、精密業界は今やさまざまな分野の統合体となっている。その方向を示すビジョンを作る経営者を育てることが出来るのか? 一例としてあげるアメリカのMBAは上手く働いているのか? 疑問点はいくつもあり、矛盾もあるが、「これですべて解決」式の処方が無いのが現実であろう。今後の要望として、優等生しか昇進できない体質も取り上げていただきたい。社内外と衝突しながらも会社業績を伸ばした功労者は経営者に残らない例が多い。旧日本軍と重なるのではないか。
21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
MBAの修了生、幹部候補生に,
By カスタマー
レビュー対象商品: 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか (単行本)
表紙のイラストにも表現されているが、実は、利益率が30年あまりも長期低落傾向にあった「日本企業」という事実。そして、個別に見ると、持続的に高収益な企業。その違いはどこにあるのか。MBAの修了生、企業の幹部候補生、そして「組織を強くしたい」「利益の出る企業にしたい」と心から願う経営者の手元に1冊は置かれる本になるのではないだろうか。通常、こういった戦略論のテキストは、読むのに苦労することが多いが、わからない人にはよりわかりやすい説明を盛り込んだケース・ストーリーを、理解できた人にはより理解を深めるためのケース・ストーリーをそれぞれ用意している。著者が長い間、ハーバードビジネススクールで教鞭を執ったという類まれなる経験がなせる妙技であろう。 ちなみに、マクロなトピックが多かった日経2004/12/27「エコノミストが選ぶ経済・経営書ベスト25」にも堂々3位で選ばれていた。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ロジックがおかしい,
By
レビュー対象商品: 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか (単行本)
この本も、最近になって読み直した本です。大変優秀な方なのだと思います。理論武装も統計を用いた分析も凝っていて、言うことありません。また、日本企業の低収益体質の分析には目を見張るものがあります。しかし、根本的なロジックに問題があります。すぐれた成果を残しているオーナー企業を取り上げて、社長の任期が長いほうが良いというロジックは破たんしています。多くの中企業の社長はオーナー企業で任期も長い。偏ったサンプルで一部の成功例を取り上げて普遍的な命題を導き出すのはおかしいですね。上場企業まで来た会社は、良いから来たのであって、その時点でサンプルがスクリーニングされています。 逆に、良い成果を残したからこそ、任期が長いとも言えます。 優秀な方なので、ここで止まっているのが非常に残念です。
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