前著3冊、問題解決・発見、戦略の要素を収斂。更なる高みへ望むためには、4つの力が必要だという。マーケターや戦略家に適した内容である。
1フレーム力:街の夜景は美しいが、展望台から降りて近づけば、喧騒の一言である。望遠鏡か顕微鏡か、使い分けねば問題は見えない。対象をより的確・正確に捉える力が、フレーム力だ。
2コンセプト力:何を目指すのか。何を成すべきか。それが分かった人間には迷いが無く、弾丸のような突進力を見せる。高い訴求力を構築するためには、コンセプト力が必要だ。
3ロジック力:弾丸になるのは良いが、落とし穴は無いか。ネジは緩んでいないか。近道は無いか。設計図を創造する力。それがロジック力である。
4ポジショニング力:二枚目がほしい女に、三枚目と認識されては不合格だ。さらには、合格者同士の競争も控えている。学歴や性格、得意な要素で差別化を図ってアピールせよ。一味違う認識を与えるには、ポジショニング力が求められる。
これら4つはリンクしているので、バグ&エラーを発見しやすい。斎藤氏の『実戦で使える』というポリシーが伝わってくる。総じてエクセレント。あとは熟読と練習あるのみだ。