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戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
 
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戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ [単行本]

野中 郁次郎 , 戸部 良一 , 鎌田 伸一 , 寺本 義也 , 杉之尾 宜生 , 村井 友秀
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)

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戦略の本質
勝つための戦略とは何か。リーダーたる立場の者が、常に自問自答を繰り返すこの難問に、企業戦略の専門家と軍事戦略の専門家らが改めて答えを導き出そうと試みた。著者らは「戦争や軍事の領域にこそ戦略現象が明確に発現する」という考え方に立つ。そしてその本質は今日の一般社会全般に求められる「戦略」にも通じると述べる。本書は、第2次世界大戦における日本軍敗北の原因を、組織論の視点から鋭く掘り下げた著作『失敗の本質──日本軍の組織論的研究』(1984年、ダイヤモンド社刊)の姉妹編でもある。

今回は「転機・逆転」をテーマに据えた。戦略不在であった日本軍とは対照的に、中国の国民政府軍に対抗した毛沢東の反「包囲討伐」戦、第2次世界大戦下でドイツ軍の侵攻をソ連軍が食い止め反撃に転じたスターリングラードの攻防戦、「小国」が「大国」を退ける結果となったベトナム戦争などには、戦略の本質である「逆転の契機」が存在していたと指摘。また、戦略論の発展の歴史をひもとき、クラウゼヴィッツら大家の理論を併せて検証する。さらに終章では「戦略は『弁証法』である」「戦略は時間・空間・パワーの『場』の創造である」「戦略は『言葉(レトリック)』である」などといった「10の命題」を示して解説を加えていく。


(日経ビジネス 2005/10/24 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社 / 著者からの内容紹介

日本の組織が苦手とする、相手の強みを弱みに変える逆転の戦略。これを実現するには強力なリーダーシップが必要だ。著名な現代の戦史を、経営学・戦史研究の第一人者が戦略論、組織論のアプローチを駆使して分析し、何が勝利の条件かを明らかにする意欲作。

登録情報

  • 単行本: 380ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (2005/8/6)
  • ISBN-10: 4532165296
  • ISBN-13: 978-4532165291
  • 発売日: 2005/8/6
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 132,578位 (本のベストセラーを見る)
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25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaz0775
形式:単行本
戦略という言葉はビジネスの中でもあたり前のように使われながらも、中身のない飾り言葉となってしまった感がある。本書の巻頭でも、ビジネス競争との対比は意識している事は強く感じられ、失われた10年の日本経済の逆転の期待を込めて執筆されている。内容は、クラウゼヴィッツの戦争論の考察から始まり、毛沢東の乱、ベトナム戦争、ソ連軍のドイツ侵攻の阻止など各章ごとに、逆転勝ちのケーススタディとして防衛大の専門家と組織論の大学研究者が論じ、終章で戦略とは何かという命題に答えを明かしている。それは抽象化してしまえば、まさに企業活動と同じで、人と金と時間の全体最適化と似たものになっている。組織論からみればそれは当然の事であろう。印象に残ったのは「目的の明確化」である。この戦いはどこまで勝つことが目的か。それがあいまいだと手段と目的は逆転しがちなのは、企業の活動にも如実に現れているように感じた。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
位置づけは1984年発行の名著『失敗の本質〜日本軍の組織論的研究』の続編でしょうか? 執筆陣もほぼ同じです。

歴史に学ぶ振りをして、成功事例の味付けや孫引きでお茶を濁す相変わらずな類書が多いなか、今回も値段以上に非常に真面目な作りです。ただし軍事用語が多く、例えば「○○個師団」「××小隊」が何人くらいの集団なのかイメージができない(多くの)人は読み疲れる部分があります。

あらすじについては省きますが、論考の中に「なるほど、よくぞ!」と膝を打つものがありました。五分五分に戦力が拮抗したときに優劣を決する、一つの重要な要素として「道義的な優位性」を挙げていた部分がそれです。

多くの読者が闘っているであろう、企業間(あるいは部門間)の競争には正当性も道義も無い<ゲーム>のように語られる事が多いのですが、実はそうではない事を我々は知っています。

さて、『失敗の本質〜』が<日本軍>という実在した組織と、<失敗>という歴史的事実に的を絞っているのに対し、今回は<逆転>という、偶然として片付けられてしまいかねない事象を扱っているせいか、少々曖昧で強引な読後感を与えます。

二つ挙げるとすれば、

・戦略論を「リーダーシップ論」に帰結させている部分が多い。これはこれで正解なんでしょうが、反証として必要な、負けた側のリーダーシップへの論考が甘い気がします。

・目的の明確さと組織全体にそれを鼓舞することの重要性を頻繁に説いています。これは“大目標と戦略と戦術の整合性を取れ”のコンテクストでは納得できるのですが、目的の明確さ自体がそれほどキーポイントになると思えませんし、論考も十分とは見えません。「ある種狂信的ですらあった大日本帝国がなぜ負けたのか」という前作の問題設定から結果的に後退した感すらあります。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦略の本質 2006/6/15
By 鈴木純一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
「失敗の本質」を読まずに本書を読みました.戦史上有名な戦争での政治面,戦闘面,キーマンのリーダーシップがよくまとまっています(ただベトナム戦争の章だけ他の章から浮いているように思います).最初の章は,戦略というものがどのように研究,解釈されて現在に至っているのかがよくまとまっており,クラウセヴィッツの「戦争論」に挫折した私には入門的内容として助かりました.

最後の章では,戦争例と対比しながら,戦略の本質に関する10の命題が説明されています.この本を読んですぐに戦略的になれるわけではありませんが(そんな本は存在し得ないでしょうが),戦略やリーダーシップについて大いに考えさせられる内容でした.「失敗の本質」もぜひ読んでみたい.
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戦略とリーダーシップのケーススタディ
戦略とは、ギリシャ語ストラテゴスを語源とする英語ストラテジーの日本語訳である。ストラテゴスが将軍を意味することから、ストラテジー(戦略)は戦争の戦い方を示す軍事用... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: じゃが〜
戦史をじっくり読まないと、最後のまとめに対する理解が浅くなると思いました。
数年ぶりに読み直しました。戦史を題材にして、フレームワークを抽出した作品は、結構増えたように感じますが、その中でも本書のレベルは高く分かりやすいと思います。ケース... 続きを読む
投稿日: 2009/1/18 投稿者: ろぼ
ポイントが多すぎて重要事項がわかりませんでした
あまりにもポイントが多くてこれといったことがつかめなかった。
成功は結果論なのでむずかしいかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/16 投稿者: アマゾンアマゾンアマゾン
戦略の本質を読み解く
本書は、「失敗の本質」という書と姉妹本の関係にある。「戦略の本質」では、過去の戦史の中で、成功した作戦例を取り上げ、戦略、作戦、組織、情報等の観点からどういった点... 続きを読む
投稿日: 2007/5/12 投稿者: 三等兵
深い示唆に富んだ本質論
過去の戦争の中で劣勢からの逆転を実現したケースを取り上げ、「戦略とは何か」に迫る一冊。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/26 投稿者: 雷電
執筆戦略について
 前著「失敗の本質」は大いに勉強になった。続編ということで本書にも大いに期待して読んだ次第である。

 結論的に言うと やはり... 続きを読む
投稿日: 2006/10/2 投稿者: くにたち蟄居日記
失敗の本質の姉妹書ではなく「別物」として読む本
・本書には「何か物足りなさ」を感じた方々も多いことであろう。それは前作『失敗の本質』が面白すぎたからである。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/18 投稿者: 佐々木賢太郎
失敗の本質に比べると・・・
「失敗の本質」では、第二次大戦時の日本軍に焦点を当て、ターニングポイントとなった各戦場における日本軍の戦略や戦術の失敗を分析し、共通する要因を抽出して現代にも通じ... 続きを読む
投稿日: 2006/5/1 投稿者: 海援隊
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