この本でも取り上げられている朝鮮戦争は現代東アジアにとっての最大のターニングポイントです。
日本、東アジアの現在の繁栄はアメリカの朝鮮戦争参戦の上に築かれています。
さもなくば共産化が東アジアを覆い尽くしていたでしょう。
小森さんは北朝鮮が半島統一に成功すれば良かったと素直に言ったらどうですか。
「天佑だ」と言って喜んだ日本の政治家を批判したりしているが、チャーチルや蒋介石は日米戦争を喜んでいる。
それどころかアメリカを戦争に巻き込むことを画策したりもしている。
ソ連も日中戦争を拡大・持続させるため、コミンテルンのスパイ尾崎秀実に煽らせている。
ところで朝鮮戦争は金日成とスターリン、毛沢東の3人が謀議して起こしたことは証拠が挙がっている。
当時の国連決議「北朝鮮は平和の破壊者」というのは間違いないし、それは今も続いているのだがこの本の著者達は
その戦争責任を問うことには興味がなさそうだ。
こんな知的誠実性の無い連中がずっと学者として日本の戦争責任や戦後責任を言い続けているのだ。
そんな連中のいう平和、反戦の欺瞞が日本にはびこっている。
あの朝鮮戦争を引き起こした独裁者3人の支配した国はなぜか「民主主義国家」と言われていた。
この著者2人の先輩達の多くがそう信じていた。
その戦後日本の欺瞞をあばくどころかその欺瞞に乗っかったままでいる2人の著書だが、日本の「平和」が軍事力特にアメリカ軍のそれによるものであることを考えさせる切っ掛けになることで星ひとつ。
ところで朝鮮戦争については『ザ・コールデストウインター』という突っ込みどころ満載の本がある。
最高(ベスト&ブライテスト)のジャーナリストといわれるD・ハルバースタムが書いている。
しかしその彼も朝鮮戦争やベトナム戦争がアメリカがヤルタで播いた種に起因する事に気付いていないようだ。
もしかして気付いているのはこの私だけなのだろうか?