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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
窺い知れない世界を知るためにカラダを張るということ,
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レビュー対象商品: 戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書) (新書)
「戦場取材」というある意味非日常的な世界でカラダを張ってきた個性的な面々による対論集。読みやすいがしかし、ラオスにおけるモンの悲劇(115頁以下)など、個々に語られていることどもの内容はとてつもなく重い。「一九八七年に行ったときに「これが殺人ガス室だ」と案内された部屋は、九四年に行ったとき、看板がただの「シャワー室」に変わっていました。アウシュビッツで、ガス中毒による死体は一つも確認されていません。これは世界中の現代史の研究者の間ではほぼ常識になっています」(171頁、日垣氏の発言)。 一方で、皆さん個性派揃いで話は面白いのだが、主観的な思い(あるいはそれのみ)が先に立ち、発言者の単なるジコマンとしか思われない箇所や客観的な裏づけについてはどうかなと思われるような発言も正直多かったように思う。その意味で、この本を十全に読み解くためには、他の書籍にもあたった方がよかろうという気がする。
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
対談部分は今一つ,
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レビュー対象商品: 戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書) (新書)
本書は何と言っても日垣氏が子供達に向けて生と死や生きる意味(意義)や自己の体験について綴った冒頭の部分が良い(序章「戦場に行かなかった父から子へ」)。自分が若い頃に自殺を考えたことがあり、周囲の人間に助けられた経験や弟を殺された体験、その心情などは非常に重い話であるが、かなり強いインパクトがある。 メインの対談部分は戦争取材に興味がなかったこともあって、特に印象に残る部分はなかった。 ただ、終盤に登場する馬渕氏はかなりの変わり者で(支離滅裂な、めちゃくちゃな)話が面白かった。 序章の「戦場に行かなかった父から子へ」だけは強くお薦めできる。
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ポルポトと国連,
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レビュー対象商品: 戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書) (新書)
日垣氏の司会によるシンポジウムなどの詳録。馬渕氏の放言(?)の数々が印象的で、自国民200万人を殺害したとする国連のポルポト弾劾リポートは、もしかして誇大報告、あるいはアメリカに寄り過ぎたものではなかったか。そんな疑念を抱かせてくれただけでも、読了の価値はあった。今なおくすぶる(水面下で広がる?)アメリカによる9・11自作自演説も顔を出して。。。マス・メディアが報じる「合意形成」済みの事実と、個性的なジャーナリストの見方の対比。複眼的な視点の大切さがわかる。
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