普段は洋画が中心で余り邦画は観ないのですが、デヴィッド・ボウイのファンでしたので当時映画館まで
足を運びました(大島渚監督の事も余り知りませんでした、ごめんなさい)。
ところがこの作品の持つ独特の魅力にすっかりハマって結局3回も劇場に通うハメに(笑)。
皆様の方がこの作品の魅力については精通されてみえると思いますので私が語るのもおこがましいので
すが、デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、そしてたけしが織りなす極限の状況下(戦時中の俘虜
収容所)での人間ドラマは本当に見応えがありました。
特にセリアズ(ボウイ)とヨノイ(坂本)、ローレンス(トム)とハラ(たけし)の友情とも愛情ともつかない微妙
な関係は、敵味方であるがゆえの不幸な展開とも相俟って立派な反戦映画としても成立していたと思い
ます(戦闘シーンは皆無ですが)。
そして数々の印象的な名場面(例えばハラが酔ったフリ?をしてローレンスを牢獄から出すシーン、セリ
アズがヨノイの頬にキスをするシーン等・・、勿論ラストの振り向くローレンスとハラのアップは言わずも
がな)はあの坂本龍一の素晴らしいサウンドトラックと共に今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。
今回は多分3度目のDVD化だったと思うのですが、正直出来れば画質がアップされたブルーレイでの
発売を期待したかったところです(ジャケットも個人的には以前のポスター柄の方が・・)。
ただこの作品は人気も高く廃盤になると凄い(プレミア)金額になったりもしますのでまずは今回の再発
を素直に喜びたいと思います。
まだ新しいDVDの画質は未見ですが、大好きな作品なので・・・星5つです。
メリークリスマス、ミスターローレンス・・・