戦国BASARA3を題材として12人の作家による書き下ろしフルカラーイラストとドラマCD、更にそのドラマの内容をコミカライズしたものが収録されている本です。
本文80ページにはゲーム中のシーンから抜粋した内容なども含み、見ごたえはあると思います。ドラマCDに出演された5人の声優へのインタビューも載っています。
表紙に大きく徳川家康が載っており、本文の内容も彼を中心としたものでドラマCDも主人公です。
ドラマ自体は10分程度、内容は徳川家康、石田三成のゲーム冒頭ムービーから雑賀荘の戦い辺りを補完する内容となっており、既にプレイした方ならばその情景が思い浮かぶのではないかと思います。
ゲーム中では語られなかった豊臣秀吉と徳川家康の対決、それに挑む家康の心境、三成との確執を短時間ですが見事に音声化しています。
又、コミカライズを担当されている片桐いくみ先生の画風がこの作品の世界観にとてもあっていて違和感なく読めました。
CDには他にキャストトークが20分程度収録されていますが、電撃マ王本誌で企画されている読者投稿企画「投稿の乱」の音声版という形になっており、徳川家康役の大川透さん、石田三成役の関智一さんがメインで伊達政宗役の中井和哉さんも参加して賑やかなものです。
本に掲載されている「投稿の乱」のページを見ながらお聴きいただくと面白いです。
12人の作家の書き下ろしイラストは対立、共闘、その他因縁ある武将7組を題材とした見開きイラストと過去にゲーム公式サイトで実施された人気投票の上位5人を題材としたイラストです。
作家も過去に関連作品でコミカライズや書き下ろしイラストを担当されている方が多いので、それぞれのキャラクターのイメージを生かした構図であり、ゲーム中には見られないシーンやあるいはゲーム中の対決シーンです。
値段は本の装丁のみで考えれば若干高めですがドラマCD付きである事を考えれば妥当だと考え、内容も作品のファンであれば十分に楽しめると思いましたので評価を星5つとしたい所ですが、扱っているキャラクターに偏りがありますので好みに合わない方には微妙かもしれませんので星4つとしました。