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37 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大掛かりな映画のようでした。,
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レビュー対象商品: 戦国BASARA3 徳川家康の章 (講談社BOX) (単行本(ソフトカバー))
自ら掲げる「絆」が矛盾していたり破綻していたりしているけれども、それを承知の上で飲み込んで振り切って突き進み続ける…という、とても分かりにくい家康というキャラクターを、上手に表現されていると思いました。第三者の視点が上手く使われているなぁと感じました。伊達政宗の章は政宗の視点を中心としたお話でしたが、家康の章は周りの人間が家康をどう見ているのか…で作られてます。なので、孫市を主流に、東軍の視点とモブ(作者のオリジナルキャラクター)の視点など、色々な視点があります。 台詞の言い回しがほぼ全てのキャラに違和感がないのも、大変嬉しいです。やはりBASARAのキャラで描くノベライズなのに、そこが違うのは台無しにも程があります。「あぁ、ゲームもすごく研究されたのだな」と思いました。ファンとしてはやはり、そこら辺は重要です。その点は文句なしです。気持ちよく読めました。 しかし孫市が視点の主流を担っている為、彼女だけは「こんな事まで言うかな?やるかな?」と感じるような、少々無理をしたなと思える箇所もあったように感じました。しかし他のキャラの性格は「まぁこんな解釈もありだな」と言う範疇内だと思います。 地方領主も可成り出演されてますが、出し方も台詞回しもとてもお上手です。 史実がかなり盛り込まれている所も素晴らしいと思いました。それが違和感なく混ざっている所はこの作者の手腕なのでしょう。故に関ヶ原の合戦が非常に…一言で言うならまさしく「戦国の戦」でした。BASARAキャラ特有の人間離れした(笑)技の披露などはなく、大勢で一斉にぶつかり合っていると言う合戦を大画面で見ている印象です。 非常に沢山のキャラクターを出しているにもかかわらず、ほぼ破綻せず、しかも良い感じに見せ場を作る。すごいなと素直に感じました。 関ヶ原の合戦には特に史実を盛り込んでいるおかげで、史実に存在しないキャラの影は非常に薄いです。お心当たりのキャラのファンの方は、それなりの覚悟でお読みいただくべきかと思います。合戦の要になった金吾の裏切りはそういう意味でものすごく盛り上がっています。BASARA、史実解釈を練り込みつつ、作者の見解も混じっていてここら辺はつい普通にのめり込んで読んでしまいました。 大谷さんも同様に史実寄りになっているので、私は解釈の範疇内でしたが、違和感を感じる方もおられるかもしれません。 時代劇小説として、単純に面白く読めました。文章の書き方が独特なところもありますがそれが上手く活かされているように感じます。この作者の他の作品も読んでみたいなぁと言う気持ちになりました。 前回の伊達政宗の章を読んだ後だったので、それなりの覚悟(キャラが全く違う話し方、解釈などがあるかもしれないという覚悟)で読んだので感動もひとしおでした。買って良かったと思える本でした。
30 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
金吾の成長物語(ネタばれあり),
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レビュー対象商品: 戦国BASARA3 徳川家康の章 (講談社BOX) (単行本(ソフトカバー))
自分の境遇を嘆いてばかりで優柔不断な小早川秀秋こと金吾が自分の意思で道を選ぶまでの物語です。現代っ子に一番近い思想の持ち主なので感情移入がしやすく共感できる部分が多いのではないでしょうか。 1ページの文字数が少ないのでサクサク読めます。 家康はずっと「絆」を連呼しつつ、自分が犠牲にしてきたものや理想に対する矛盾に対して苦悩しています。 ゲームの内容を周到している感じで少々退屈でした。 金吾と雑賀孫一、雑賀集モブはゲーム以外のセリフや描写が多かったので読み応えがありました。 その他家康と他のキャラクターの関係と描写 ・忠勝…いつも通りの信頼関係 ・三成…雑賀に宛てた手紙の内容が家康と類似かつ対照的だったという新エピソード。あとはゲーム通り。 ・長曾我部…なし ・伊達…新しいエピソードはないが、会話は増えている ・真田…「戦(や)らないか」。 新しいやりとりはほぼ無し。 その他 ・孫一と伊達がチェス ・真田が駄目な子 ・官兵衛が三成を嫌いつつも結構理解してくれている ・刑部が三成に対してツンデレ ・瀬戸内はほぼ空気
19 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
BASARAの家康好きにオススメ,
By なす - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦国BASARA3 徳川家康の章 (講談社BOX) (単行本(ソフトカバー))
キャラクターの性格や背景など、原作と違う箇所も多々ありますがBASARAの家康好きにはたまらない一冊だと思います。原作ゲーム中で深く語られることのなかった家康の心情や「絆」に対する周囲の反応(偽善ではないか?矛盾ではないか?)など、しっかり描かれておりとても読み応えがありました。 原作のセリフを盛り込んだり、孫市の視点で描かれるのもとても良かったです。 家康の掲げる「絆」を話の軸に据え、東軍の面々も生き生きと活躍しています。 孫市、雑賀衆、西軍まわりは原作からアレンジされた箇所があるので、そこが気になる方は気をつけたほうがいいかもしれません。
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