いつもながらの分厚さと内容の濃さで、安定した読み心地です。
難解だった言葉の意味が分かったのが、嬉しかったです。
毛利のバサラ技が家伝の書物からの引用だったこと、漢字を見ても意味不明だった信長の発言の内容など、細かく載っていて興味深かったです。
忠勝の心の声が思っていたよりかわいらしくて、微笑ましかったこと。まつ夫婦を心から歓迎したい孫市と、それをお世辞と思っているまつなど、その時々のキャラクターの気持ちが分かって、それもよかったです。
また、声優さんへの支持がとにかく細かいキャラクターと、お任せ風のキャラクターに分かれていました。「見たままの豪快なキャラなんだなぁ」とか、「やはり複雑な内面を抱えているんだ」ということが感じられ、妙に納得しました。
宴を掘り下げて理解したい方に、是非おすすめします。