OVA第13話は前回発売された、CDドラマの延長線上の話なのですが、
CDドラマを持ってない人、聞いてない人に関しましては、
Aパートでの慶次と毛利の話をじっくり聞き、脳内で
どんな状況にあるのか、補完する必要がありますが(笑)
それでも、まだ分かりやすくは作られていると思います。
時間軸としては、ドラマCDが7〜8話を繋ぐ話とすれば、
こちらはまさしく、11話〜最終話と同時進行。
アニメでは出番の少なかった瀬戸内組こと、長宗我部元親と毛利元就ですが、
この尺の中で充分に、彼ら性格、立場などを視聴者側にアピールできていると
思います。
雨のように降り注ぐ水しぶきや桜吹雪も美しく、城までついてる富岳の外観、その巨大さも、いざ絵としてみてみると、
圧巻ですし、CDドラマに負けず劣らず、毛利氏の「持ち味」も
生かされていると思います。
また、第三話と最終話しか登場していない、利家とまつ夫妻の
人となりや特技なども、ここで披露されており、
この夫婦が、普段遊び呆けているように見える慶次に対する
理解を深めていく姿などが、丁寧に描かれています。
さりげないギャクポイントとしては、やはりザビーの野菜でしょうか(笑)
そして今回は板垣伸監督が担当されています。
アクションシーンにおいては、
とにかく『動く』『動く』と言っても過言ではありません。
まさしく縦横無尽、傾く船や、果ては水の上を
当たり前の如く走り、戦う(笑)BASARAテイストは炸裂していると思います。
しかしながら、慶次の言葉によって、情に厚い元親が最終決戦を知るや、
動き出すのは、理解できるのですが、
いかなる他者の言葉にも動じそうにない毛利の方も、
けっこうあっさりと(協力するかしないかは、様子を見て判断するとはいえ)
説得されて、安土まで行ってしまう辺りが、
結構、意外であり不可思議であったりします(笑)
それでもこれを見たあと、最終話を視聴すると、随分と
印象が変わって見えるのも事実です。
ただ、少し疑問に思ったのがEDテーマ。
今回はOVAということもあってか、最終話あたりのダイジェスト映像が
挿入される仕様になっていますが、歌うのは、DAIGO☆STARDUST。
(といっても、サントラにはしっかり収録されているものが起用されていますが)
公式サイトの13話のPVでは、JAPが使用されてあり、
そこでの乗りに乗った映像と音楽を目にしていただけに、EDが始ったときは
少なからず「ん?」と違和感のようなものを覚えました。(てっきりEDテーマは、JAP、もしくはテレビシリーズ同様にBreak&Peaceが流れると思っていたので)
今回、話の構成が名探偵コナン式で『本編〜EDテーマ〜結末』という形式を
とられているから、尚更そんな風に思えるのかもしれません。
もしも、TVシリーズのように『本編〜結末〜EDテーマ』の順番で
曲が流れていたのなら、まだしっくりときていたのかもしれません。
それでも内容や作画やカメラワーク、声優さんたちの演技は素晴らしいと思いました。
また、同じく最終回であるミニ戦国BASARAは、最終回にふさわしい愉快で、サービスたっぷりな内容でしたよ(笑)