皆様のレビューを拝見させて頂きました、観る方によって大きく評価が分かれている第2期の様ですね。
ちなみに自分は第2期、とても良い出来だと感じ毎週楽しみにしている。1期では全話テレビで視聴したものの、DVDを購入するところま
で決心がつかなかったのだが、第2期の最初の数話を見て「これは手元に残して置きたい作品だ」と感じ全巻予約済。
こう言ってしまえば狡いかもしれないが、第1期・第2期それぞれの面白さがあると思う。後はこのアニメに何を求めるかで各々の感じ方が
異なるのは当然だ。
第2期は、各武将やその取り巻きの人物が持つドラマをより深く丁寧に追っていく点が特徴だと思う。戦国時代という殺伐とした時代、その
中を生き延び闘っている武将・忍・民衆はそれぞれ悲しくつらい想いをしてきたはず。その描写を1期より掘り下げている為、シリアスな場
面の比重が増えているのも特徴。第1期の政宗「レッツ、パーリィ!」の掛け声の如く戦闘シーンを足軽ダンスを始め派手な演出で見せた
り、キャラの勢いと魅力を軸に引っ張っていく様な楽しさは確かに1期と比べて少ない。
しかし小十郎と政宗の絆の深さ、慶次と利家・まつとの避けられない衝突、悪ボスのオーラをむんむん醸し出していた1期のボス織田信長
とは違い、どこか人間味と情さえも感じさせる2期での敵ボス側・豊臣秀吉と竹中半兵衛の絆等、2期では各々の登場人物にしっかりとした
見せ場を据え、主人公の幸村と政宗は無論、敵陣の人物でさえも感情移入できる秀逸なエピソード群をたっぷりと用意している。
それゆえに、1期では個人的にそれ程思い入れの無かった人物をより好きになることが出来た。例えば身近な人が居なくなり脆い面を見せ
る政宗のシーン等、1期では押し一辺倒のイメージがあった彼の繊細な部分を描くことで、より人間味を感じさせる彼に親近感を覚えた。
また、今回作画のレベルが1期よりかなり向上していると感じた。豊かな自然風景・動きのある戦闘シーン等より美しく堪能できるのはファン
として非常に嬉しいことだ。
結果として第1期の乱闘祭りのような派手さ・お手軽な楽しさを期待している方々には異論がある創りかもしれないが、自分の様にストーリー
重視の作品が好きな方には、逆に2期からでも観てみることをお薦めする。しかも迫力あるバトルシーン、個性と魅力のある新登場の武将達
等1期の良さが完全に抹殺されているわけでは無いと思うので、まずは第1.2話辺りを視聴してみるのはどうだろうか。DVDの購入の決定は
その後でゆっくり検討しても良いだろう、全巻購入となれば決してお安い買い物ではないのだから。
長文になりすみません。個人的にはより思い入れ深くなった「戦国BASARA弐」、これからどういう展開を魅せてくれるか楽しみだ。