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戦国の村を行く (朝日選書)
 
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戦国の村を行く (朝日選書) [単行本]

藤木 久志
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

悪党と戦い、百姓が城をもった村―小田原攻めの豊臣軍から、金で平和を買った村―貢納の代わりに、徳政を求めて領主と渡り合った村―戦争と平和の中で鍛えられた村人たちの生命維持の作法。

内容(「MARC」データベースより)

悪党と戦い、百姓が城をもった村、小田原攻めの豊臣軍から金で平和を買った村、貢納の代わりに徳政を要求した村。戦と平和の中で鍛えられた村人たちの生き残るための作法を探る。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 259ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (1997/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4022596791
  • ISBN-13: 978-4022596796
  • 発売日: 1997/06
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 中世日本の農村におけるさまざまな習俗、戦乱の世を生きるための工夫について、多くの資料にもとづいてわかりやすくかかれています。

 戦乱があれば、雑兵が村を脅かすこともあります。村としては領主から「制札」をもらい、その雑兵に対する制裁権を保証されなければ、かってに雑兵を撃退した場合、領主の敵とみなされてしまう。しかし、二つの領国にはさまれた村は、微妙な立場に立たされることになります。
 
 戦時下における牛馬や人、家財の「乱獲り」の凄まじさや人身売買などの悲惨さもさることながら、農民たちも武装したり、独自の山城をつくっていた形跡があるなど、とても興味深い当時の暮らしが生き生きと伝わってきます。

 わたしたちのルーツとなる人々がどのようにして「生きて」きたのか、その一端が垣間見られる本でした。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名著です 2009/3/6
By 天歩
藤木先生の3部作と呼ばれるものの1つだったと思います。戦国時代を本当に理解したい方にとっては必読のバイブルでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 この本はまず、中世~戦国期の農民の生活の様相を古文書から「歳時記」的に解析する。年代史が大きな時間軸に沿った研究ならば、この方法は「一年」の間に農民(村)と領主の間にどのような関係(行事や契約、駆け引き)があったかを知ることが出来る。勿論、時代が移るときに既にそのとき行われなくなった事もあるだろうし、意識も変わるかも知れない。「誤差」はあるが、概要としての可能性を考えながら、ある年代を研究する人の役に立つ情報を与えていると思われる。例えば、老婆が村の隠し田を自分の責任として村への懲罰を一身に引き受けた、という伝説を考えてみよう。老婆が隠し田を開墾するなど、常識では考えられないが、村の総意として一人の犠牲者に罪を購わせた、というのは古文書の契約文などから推察することが出来るのである(この例はこの本には載っていない)。
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