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225 人中、215人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
よくぞここまで調べた。しかし書き方が…。,
By テケメケ "テケ" (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦前の少年犯罪 (単行本(ソフトカバー))
この本は戦前の日本で起きた少年犯罪をテーマ別に分けた上で紹介し、それぞれに著者がコメントをつけるような形で書かれています。とにかく紹介されている事件の数がすさまじくよくぞここまで調べたと驚嘆させられます。 ニホン人は脳がどうのとか教育がどうのとかスピリチュアルとか言ってないで、まず何よりこの本を読むべきです。そして自分の無知さに気付くべきです。 ”ちゃんと調べる”という一番基本的なことの大切さをこの本から改めて教わりました。 ただ、惜しむらくは文の書き方でしょうか。 必要以上に読者を挑発するような、あるいは嘲るような箇所が多く見受けられます。 著者自身も、エセ識者がしゃべくり放題で市民は騙されっぱなしという現状に憤りを感じているのでしょう。しかし本として世に出す以上はもっと誠実さを文に込めないと読者に避けられてしまいます。 私達のようにある程度この問題に関心のある人間ならよいでしょうが、本来この本を本当に読むべきは何も知らない人々のはず。しかし何も知らない人がこの文を読んだらどう思うでしょうか。遠まわしに自分まで馬鹿にされているような感じを受けないでしょうか。 世に訴えることがあるならもっと綺麗な文章でまとめるべきと思いました。 本来なら文句無し5つ星をあげたいところですが、あえて厳しく4つにしました。
154 人中、144人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あらゆる人が読むべき,
By ロラ (東京都荒川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 戦前の少年犯罪 (単行本(ソフトカバー))
この本は、戦前の少年による事件はどのようなものであったのかを紹介している本です。表紙には「現代よりも遥かに凶悪で不可解な心の闇を抱える、恐るべき子どもたちの犯罪目録!」と書いてありますが、べつに昔の人々を残虐だと非難しているわけではなく、最近の子どもを怪物扱いする言説に対して皮肉を浴びせかけるという感じの内容になっていますので、年配の方も安心して読めると思います。私はこの本を読んで、「最近の子どもは脳幹が弱い」だの「昔はよかった今はダメ」だのといった御高説が、全てただのヨタ話に見えてきました。結局、昔も今も、人間は誰だって犯罪者になる可能性があるのであり、今の若い人は断じて不気味な怪物ではないと確信することができました。 この本と浜井浩一さん・芹沢一也さんの『犯罪不安社会』(光文社新書)を一緒に読むと、少年犯罪をダシにして戦後社会悪玉論を振りかざし、現在をがんばって生きている人を貶めるような言説の息の根を完全に止めることができると思います。若い人も年配の方も、ぜひ一読することをオススメします。
85 人中、78人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
真実を知ることの大切さ,
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レビュー対象商品: 戦前の少年犯罪 (単行本(ソフトカバー))
戦前に報道された少年犯罪の新聞記事をまとめたもの。読みやすく本当に面白かった。 数行の新聞記事に対し、数行の著者のコメントという形式で まとめられており、著者の事件に対する冷静な視点が時に笑いを誘う。 戦前の事実を知りもせず、調べもせず 「昔は良かった」 などと無責任な発言をするコメンテーター等への警鐘も含んでいる。 改めて真実を知ることの大切さを感じた。良書。
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