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決戦戦争と持久戦争という項目では、洋の東西・時代を問わず問題となる、政治と軍事の関係について詳しく述べられており、興味深く読ませて頂きました。これは結論が出ない『卵が先か、鶏が先か』と似たような問題ですが、この二つのバランスを取るのに失敗すると、第一時大戦時のドイツ、第二次大戦時の日本、ベトナム戦争時のアメリカ等のように、大抵ろくなことになりません。
石原莞爾と言えば予言ですが、石原の考えに影響を与えたと思われる著名な人物(軍事関係のみ)を挙げてみます。クラウゼヴィッツ(戦争の分析)、ジョミニ(点と線)、メッケル(参謀教育)、ルーデンドルフ(国家総力戦)、デルブリュック(殲滅・消耗)、ドゥーエ(戦略爆撃)。至極残念なのは、石原莞爾に限らず昭和の軍人全般に言えることですが、機甲戦の提唱者J.F.C.フラーの影響を微塵も感じないことです。
あと、解説が本文とは全く関係無い内容で辟易としました。
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