この本は、インディアンたちの虐殺から始まって、911まで、アメリカがいかに戦争によって強引に国力を広げていったか、そしてそれが世界に与えた混乱と、国民にまわったツケを、非常にわかりやすく漫画でかかれている。
もうあまり話題にもならないカーター、レーガンたちの時代のイラン・イラク戦争等もうまくまとまっていて、いまさらながら「あ〜そうだったのか」と納得。レーガンが、GEのコマーシャルで雇われた役者だったとか、元副大統領のチェイニーが、石油掘削会社の社長だったとかとんでもない事実もいろいろでてくる。
加えて、この本がでてきた経緯もおもしろい。いったん絶版になったものを発掘し再販。その再版に、きくちゆみ氏と有志達が賛同し資金を提供したのだ。これによってアメリカ国内でこの本が読めるようになり、いまでは学校などでも参考書としてとりあげられているという。
日本人がアメリカ人の目を覚まさせることに影響を与えているのだ。