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戦争を読む
 
 

戦争を読む [単行本]

加藤 陽子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

近代日本の戦争史を専門とする著者による、初めての書評集。書評を通して時代とその変遷を鮮やかに読み解き、戦争の本質に鋭く迫る。

明治から現代まで、近代日本は戦争をどのように経験し、学び、乗り越えてきたのか。90年代以降の歴史家の仕事を中心に、戦争にまつわる書物を縦横に読み解き、時代の様相を浮かび上がらせる。各書評をテーマの時代順に配列。開戦を導いた論理とは何だったのかを一貫して探り、過去について考え抜く歴史家のあるべき姿勢を模索する。

[関運書] 同箸者 『戦争の論理』 (小社刊)、
『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)

内容(「BOOK」データベースより)

開戦に至る論理の道筋を正しく見極めるために。戦争にまつわる書物を縦横に読み書き時代の様相に鋭く迫る待望の書評集。

登録情報

  • 単行本: 344ページ
  • 出版社: 勁草書房 (2007/6/14)
  • ISBN-10: 4326248386
  • ISBN-13: 978-4326248384
  • 発売日: 2007/6/14
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 51,439位 (本のベストセラーを見る)
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34 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By picander トップ500レビュアー
形式:単行本
近現代史に関連する本の書評が中心。
明治維新から東京裁判までの最新の研究成果を下敷きにして書評が展開されており、従来の研究から一線を画したその本の最新の成果がどこにあるのか、また踏み込みの甘い点なども正確にガイドしてくれるので、このジャンルの読書家にとって非常に良質なブックガイドと思われる。
また、吉村昭、福田和也、山田風太郎、吉田健一といった文学者の作品も俎上にのせて、真剣に作者の歴史認識と向き合っているあたりが、著者の思考の柔軟さ、ジャンル横断的な教養の深さを感じさせる。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
1930年代を専門に扱う歴史家が選んだ専門書に関する書評の部分は他の方にお任せしまして、ぼくが感動したのは、学生時代に《一連の新鮮な義憤と強引な文体は私をいたく感動させ》《ビールで乾杯する時には、「ではでは」「まずまず」などわけのわからないことをつぶやく》までに椎名誠を愛した"活字中毒者"としての一面。

 例えば、お盆休みは活字中毒者にはツライ、と加藤さんは書きます。なぜか。《せっかくの休みならば、縁側で風に吹かれて寝転がって本を読みたい、だが、久しぶりに話をしようと、虎視眈々とにじり寄ってくる親や親戚の子供たちを友好的に撃退するのは難しい。かくてお盆休みの欲求不満は、休み明けにかくも厚い本を手に取らせることになる》として山根貞男『映画監督深欽二』などを紹介するあたり。ホント名調子。《久々の休日。洗いたての糊の効いたシーツに足を滑り込ませつつ、しばしの至福の時を共に過ごす本として何を選ぼうか、と思い巡らす瞬間。これは本好きにとっては重大問題》なんていうあたりも共感できます。

 イラクの対日感情が良いのは、70〜80年代にかけての商社マンの活躍によるものという勝谷誠彦『イラク生残記』を読みながら、たった一度だけ専務に反対したために灼熱の砂漠に飛ばされる商社マンを描いた城山三郎『真昼のワンマン・オフィス』に思いをはせる展開も素晴らしいというか硬軟取り混ぜて、いろいろと読んでいるなという印象で、いやー、本当に好感度アップですよ加藤先生!
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ご専門の近代日本戦争史についての前半と
「愉しみのための読書」用の本の
それぞれ書評をまとめたものです。
面白そうな本がいっぱい!
専門以外にもこんなにいっぱい読んでるなんて!
本好き同士の共感(共犯意識?)がわきました。
選択眼も信頼できそう。
あちこちに表現される
「大好きな東大で先生をしていられる人生のヨロコビ」が
とっても幸福そうで
その正直で素直な人柄にも好感持てますね!
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