内容紹介
映画は実際の戦場から撮影技術など多くを学び、政府や軍隊の側も映画を大いに利用してきた。映画と戦争が歴史的にどれだけ「近い関係」にあったかを検証。さらに、人は戦争を憎みながら、なぜ戦争映画に魅力を感じるのか、その矛盾に迫る。
スピルバーグ『宇宙戦争』からゴダール『カラビニエ』までの戦争映画論のほか、必見の戦争映画ベスト30も。
内容(「BOOK」データベースより)
第一次世界大戦以来、映画は実際の戦争から多くのことを「学んだ」。空爆をおこなう爆撃機からの撮影、従軍カメラマンによる戦場撮影はその典型だ。そして、国家の側も撮影技術を軍事技術に転用し、プロパガンダ=宣伝戦の「武器」として映画を大いに利用してきた。PART1では、このような映画と戦争の「共犯関係」を歴史的に読み解いていく。一方で我々は、誰しも戦争を憎悪しながら、「戦争映画」を見ることの快楽も知ってしまった。PART2では、スティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』をはじめ、数々の「戦争映画」を詳細に分析し、その“面白さ”を再発見していく。映画論と戦争論を大胆にクロスさせたスリリングな試み。