◎本書を推薦します-- 池上彰(ジャーナリスト)
「人類の歴史は、戦争の歴史でもあった。時に愚かしく、時に気高く。人間は、どうして戦争をやめられないのか。戦争を知らずして、反戦は語れない。この書で戦争そのものを知ることから始めよう」
【サンプルページ】
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◎本書を読んでいただくために-- 樺山紘一
人類の歴史のかなりの部分が戦争や戦乱によっておおわれていることは、残念ながら事実です。古代のペルシア戦争やポエニ戦争、中国古代の戦国時代や、そののちの三国時代まで。そして、9・11のテロからイラク戦争、それにいまもアフリカ諸国で継続される内戦まで。これらをどのように理解したらよいのでしょうか。
さまざまな現代の戦争を目撃しながら、ようやくわたしたちは、戦争という不条理を冷静に観察するための心理的なそなえを用意してきたようにも思われます。ここで訳出される『戦争の世界史 大図鑑』(原題BATTLE)は、人類の戦争史をもっとも広範にまた公平にあつかった現存の書物のひとつであるといって差しつかえありません。戦争における戦術から犠牲者の数にいたるまで、じゅうぶんに精査した成果だからです。
むろん、戦争はそれを見るものにたいして、べつべつの異なった像を呈しています。本書は、その事実を検証するための有用な参照素材でもあります。それだけに、多くの読者に受けいれられることを、こころから期待しています。
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