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戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA
 
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戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA [単行本]

押井 守 , 岡部 いさく
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

戦争を描き続けた男・押井守と戦争を語り続けてきた男・岡部いさくが「戦争の本質」に迫る!

押井 軍隊っていうのは、常にどこかしら妄想をはらむ部分があると思う。
自分が作り出したガジェットと心中しちゃうのか、それとも有効活用するのか。
これも言ってみればディテールから戦争の本質に至る過程のひとつの道筋には違いない。
僕はそれが仕事だから、戦争を考えるときにガジェットから考える。

岡部 文化の中の戦争の位置づけというか、戦争ってものをいつもファンタジーとか物語の世界を
棚にひょいっと上げて、そこで下から眺めて「あー、面白いね」っていうようなのが、
日本人の伝統的な姿勢じゃないですか。(本文より)

いま、日本に必要な『戦争のリアリティ』とは何か?
各界を震撼させる衝撃の問題作がここに登場!!

内容(「BOOK」データベースより)

いま、日本に必要な『戦争のリアリティ』とは何か?各界を震憾させる衝撃の問題作。戦争を描き続けた男と戦争を語り続けてきた男が、“戦争の本質”に迫る。

登録情報

  • 単行本: 333ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2008/3/3)
  • ISBN-10: 4757741448
  • ISBN-13: 978-4757741447
  • 発売日: 2008/3/3
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 読むのに疲れる, 2009/5/9
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じゃが〜 - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA (単行本)
 押井守と岡部いさくが日本人に似合う兵器体系について対談、というより押井守が一方的に妄想を語る本。第二次世界大戦の技術的な総括をしていないから、日本人が戦争を真正面から見ることが出来ていないという指摘には納得いくものがある。

 しかし妄想といっても、戦争そのものが妄想の産物でもあるし、一般的な戦争というものにリアリティが持てる人間なんていやしない。アニメーションを創る側から見た格好良さと、日本人という特殊な国土とメンタリティを持つ民族が装備すべき兵器を、専守防衛の枠組みの中で語りまくる。

 結局、ミサイルディフェンスなんか無駄だから、パトリオットもイージス艦も止めて軽空母にハリアー乗っければ海自はOK、あと潜水艦隊は見栄えは悪いけど絶対必要。陸自の戦車はメルカバで、市街戦用にRPG-7を持たせろ。という押井氏の妄想が残るのみ。
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47 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 戦争のリアル?, 2008/8/3
レビュー対象商品: 戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA (単行本)
押井監督が岡部いさく氏と、頷き役に対して語る、というのが基本構成。
第一章の敗戦に関する日本人のトラウマについての意見は、一見の価値はあると思った。
ある面では非常に頷ける点がある。

ただし、二章以降の装備マニアの話はとてもいけない。
89式小銃に何故に光学サイトが搭載されたのか、90式戦車が何故に開発されたのか、F-Xに求められているものが何であるのか。
その辺りのことをまるで把握せず、個人の好みで自衛隊装備を批判しているのはどうだろう?
RPG-7やハリアーが好きなのは判るが。
監督は、前提として他人が自分より愚かであると考えているのではないかとすら思える。
自衛隊という組織が、何を考えて装備を調達しているのか、本気で考えたことがあるのか疑問だ。

押井監督は映像監督である。
そう考えるのなら、外見や好み主体で兵器を判断するのは当然かもしれない。
だが、それが正しいのかどうかは別問題だ。
その辺りを頭のどこかにおいて読むべき本だと思う。
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27 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 観念論としては悪くない。でも資料的価値はゼロ以下。, 2008/5/19
レビュー対象商品: 戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA (単行本)
先に言っておくけど、オレは押井監督のファンだ。それも、かなり年季の入った大ファンだ。
LDボックスにサインまでいただいたことがあるくらいだよ。

でも、この本に関しては全く持って評価できない。ちょっとひどすぎる。

たとえば

1)中国海軍の弱体性(あくまで対談時点での、という主旨だが、押井先生は将来的にも
マトモな海軍になるのは無理!と断言していた。が、これはあまりにも楽観的すぎる)

2)ロシア極東空軍/海軍の脆弱性

この2点にかぎっても・・・さらに2005年当時のファクターで2006年頃に対談したものが、
2008年に出版されたのだ、ということを鑑みてもズレた内容が多数。

主に押井先生の勘違いや認識不足が中心なのだが、岡部先生的にも「オレがこれを
全肯定したと思われちゃかなわん!」的な「あとがき」での言い訳に爆笑。

押井作品は大好きなのだが、あの本の軍事資料的価値はゼロ以下。

ちなみに映画監督としてあるまじき、映画「アパッチ」のクライマックスでの
戦闘描写の勘違いもある。

誤)アパッチのスタブウィングから取り外したTOWを肩に担いで敵を攻撃。
→「あんなこと可能なのか」という記述に続く(ちなみに絶対無理!!なぜなら
アパッチはTOWなど積まないから)

正)アパッチのスタブウィングから取り外したスティンガーで敵機を攻撃。
(わざわざ照準システムやセンサー冷却キャニスター取り付けの描写まであるのに!
→これだと、携行発射ユニットがアパッチに搭載されてるのか?という疑問と
冷却キャニスターの アパッチからのデタッチと携行ランチャーへの載せかえは可能か?
という疑問にとどまり、映画的な嘘としては「アリ」といえる)

これを読んで「正しい軍事の知識」が多少なりとも得られる、とは思わずに読むのが正解です。

ちなみに「語り口」に関して言えば非常におもしろい。
ただし岡部先生にはもっと突っ込んでほしかった。もしくは編集者のチェック不足。

せっかくの面白い企画/切り口なのに実にもったいないことであるよ。
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