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戦争と広告 [単行本]

馬場 マコト
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

広告依頼主は内閣情報局。仕事は第二次大戦での戦意高揚をはかるポスター制作など。引き受けた山名文夫ら、当時の精鋭が取り組んだ最前線の成果を通して考える、戦争の悲しい宿命。

内容(「BOOK」データベースより)

広告依頼主は内閣情報局。仕事は戦意高揚を図るポスター制作など。山名文夫、新井静一郎ら「報道技術研究会」の精鋭たちが取り組んだ、最前線の成果から考える、戦争の悲しい宿命。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 白水社 (2010/9/18)
  • ISBN-10: 4560080917
  • ISBN-13: 978-4560080917
  • 発売日: 2010/9/18
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 447,142位 (本のベストセラーを見る)
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By tabopapa トップ1000レビュアー
時代とともに生きる広告制作者の性を、第二次政界大戦中、国家情宣に協力した報道技術研究会の活動を中心に取り上げる事によってえぐり出した本。資生堂のデザイナーで女性らしさの線を描いていた山名さんが如何に国家情宣の為に広告企画を進めたか等を非難するのではなく、広告製作者の観点から対比し、広告は時代に応じ最高の表現を追求せざるを得ない性を肯定。広告の意味を考えさせる。
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
筆者の馬場マコト氏は、JAAA(日本広告業協会)第4回クリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞の他新聞協会賞、ACC賞、電通テレビ部門賞、ロンドン国際広告賞など、国内外広告賞多数受賞している広告業界ではとても有名な方です。
広告という創造的な仕事に携わってきた方たちが、戦時中にどのような思いで戦争に関わり、その中で仕事をしていったかを多くの資料やエピソードを挿入しながら、臨場感あふれる描写で展開した本でした。どうしても広告業界寄りの視点で書かれていることを理解したうえで読まないといけません。

キャッチコピーという概念やイラストレーターという職業がない時代の言わば日本の広告の創世記にその業界に身を置いた青年たちの苦悩と意欲が書かれており、読み物としても興味深いものだと思います。

内閣情報局から戦意高揚を図るポスター制作とそれに関わるイベント企画立案といった仕事にそれぞれのクリエーターは果敢に挑戦しました。その仕事の是非を問うのではなく、今でもイメージが浮かぶ「資生堂スタイル」を確立したアールヌーボー調の山名文夫たちの生き様を浮かび上がらせることに主眼を置いていました。

9ページ掲載のイラストとコピーが全て同じ人物によって生み出されたことを思うと戦時中の過酷な厳しい状況にあえて挑戦した山名文夫を通して「いつの時代も、どの国にあっても、時代と並走することでしか、生き残る手段がないのが広告だからだ」という一文が本書の基調として感じられました。後世の批判は当然受けるわけですが・・・。

有名な人々が数多く登場しています。その中の林謙一氏が戦後「おはなはん」の原作者として自分の母を描いていたことを本書で知りました。

本書の章立てです。三つの文章と三点の図版、プラトン社と岩田専太郎、「NIPPON」と名取洋之助、資生堂と福原信三、森永製菓と新井静一郎、報道技術研究会と山名文夫、情報局と林謙一・小山栄三、大政翼賛会と花森安治、それぞれの戦後。
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資生堂などの仕事をしていた山名文夫が、なぜ戦争広告を制作するに至ったのか? 中盤までは山名の視点だったのんだけどね。途中から影が薄くなるんだよ(笑) 次第に戦中の他の広告屋たちにページが割かれるので、山名文夫の生涯を知りたい人は別の本を買おうね! さて、彼ら広告屋がいかにして戦争に突入していったのかは、簡単に言うと本業の広告が作れなくなったからなんだが やはり彼らの戦争責任について言及しているか、気になるところですよね。言っておきます。 客観的かつ批評的な考察なんてありません(笑)。 彼ら広告屋に感情移入した作者の、身内に対する弁護で締められています。広告屋の性だから仕方ないんだってさ。 読み終えて僕はすぐにこの本を焚書にしました(笑)
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