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戦争と平和 (3) (新潮文庫)
 
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戦争と平和 (3) (新潮文庫) [文庫]

トルストイ , 工藤 精一郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ナポレオンのロシア侵攻を歴史背景に、十九世紀初頭の貴族社会と民衆のありさまを生き生きと写して世界文学の最高峰をなす名作。

登録情報

  • 文庫: 738ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2005/12)
  • ISBN-10: 4102060154
  • ISBN-13: 978-4102060155
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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すらすら 2006/10/27
とても読みやすい翻訳だと思います。ただ、原書の版の違いがあるのか、私の手許にある本と比べて所々に省略があります。この点に関しては批評出来るだけの知識も資料も無いので、その事実を書き留めることしかできません。

あと、第3巻の第4章半ばで、「五分後には通りには人がいなくなった」という段落の辺りで料理女が負傷します。工藤精一郎さんの訳ではバケツ(ведро)の破片で怪我したようになっていると思いますが、これは榴弾の破片で太腿(бедро)を怪我したというのが正しいのではないかと思います。原文を引用すると、Кухарку с бедром, разбитым гранатным осколком, снесли в кухню. もちろん、原書の誤植という可能性も否定しきれませんが、内容から見てもバケツはちとおかしいです。とはいえ、大変お世話になったこの翻訳をけなすつもりは毛頭ありません。
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By 西岡昌紀 VINE™ メンバー
 この小説(『戦争と平和』)の中に、忘れられない一行が有る。それは、次の言葉である。−−「皇帝は歴史の奴隷である。」−−私が、『戦争と平和』を読んだのは、40代に成ってからであった。読み始めた時は、十代の頃に読んでおくべきだったと思ひながら、読んだのであるが、今思へば、40代に入ってから『戦争と平和』を読んだ事は、むしろ良かったと思って居る。もし、何も分からない十代の頃、この小説を読んで居たら、それはそれで意味が有っただろうが、例えば、この一行−−「皇帝は歴史の奴隷である」−−を読んで、稲妻に打たれた様な気持ちに成ると言った精神的体験は出来無かったと思ふからである。(十代の人間に、この一行の深さが分かるだろうか?)
 この一行の意味は、「皇帝」と言はず、全ての権力者は、自分の恣意で歴史で歴史を動かして居るのではなく、歴史が、権力者を動かして居ると言ふ事である。ナポレオンや、アレクサンドル皇帝だけではない。東條英機も昭和天皇も、ガンジーも吉田茂も、ラビン首相もシャロン首相も、そしてブッシュ大統領も、皆、歴史の奴隷なのである。その事に気が付かなければ、私達は、私達の時代を理解する事は出来無い。−−若い人は、トルストイのこの言葉(「皇帝は歴史の奴隷である」)の意味を、深く考えて欲しい。

(西岡昌紀・内科医/9・11テロから5年目の日に)
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ナポレオンのロシア侵攻とともに、対抗するために戦場に赴く人々。敗戦に次ぐ敗戦で、屋敷を追われる人々。主人公ピエールの参戦。そうした中で、死んでいく人々。この大混乱のなかで、人は苦悩し、愛を見つける。クライマックスである(4)に向けて、人生とは何かを問う流れが静かに進んでいく。ハラハラドキドキせずには、読み進めない。
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