『戦中派虫けら日記』『戦中派焼跡日記』『戦中派闇市日記』『戦中派動乱日記』『戦中派復興日記』と続く山田さんの日記です。
本作は昭和26年〜27年12月までの記述が収められています。
この日記にも探偵小説・作家への忌憚のない意見が載っていて、かなりスリリングです。同時に原稿料も載っていて一つの資料になります。
また27年2月8日には
雪1、2寸つもる。朝、高木氏(彬光)来。ともに警視庁見学。瀬戸口氏にあい時事新報の堤松太郎氏に案内してもらって見学。鑑識課長の景山二郎氏に色々話きく・・・・・・。
という記述があります。この景山氏は景山民夫の父君です。
日記を通じて戦中からずーーーーーーーっと本を読みつづけていますが、この頃既に後年の忍法帖や時代小説ための資料を読み込んでいます。
書いていくときりがない。とても興味深い本です