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戦中派復興日記―昭和26年 昭和27年
 
 

戦中派復興日記―昭和26年 昭和27年 [単行本]

山田 風太郎
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

昭和26/27年の未公開日記。
4年前に死去した山田風太郎は、死してなおファンが増えている希有な作家である。本書は先に刊行され、大きな話題を呼んだ『戦中派焼け跡日記』『戦中派闇市日記』『戦中派動乱日記』に続く昭和26〜27年の未公開日記である。 著者29〜30歳、本格的作家活動に邁進、江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光らとの酒席交流、執筆各社からの原稿料、食糧品はもとより身の周りの諸品の価格など戦後復興に立ち上がる社会のありさまを克明に記す。また、結婚に至る経緯も記され、山田誠也・風太郎の内面を知る貴重な資料である。

内容(「BOOK」データベースより)

敗戦後、闇の青春時代を過ごした山田風太郎は作家への道を歩み始めた。戦後六十年、その暦程が初めて明らかにされる。

登録情報

  • 単行本: 427ページ
  • 出版社: 小学館 (2005/09)
  • ISBN-10: 4093875901
  • ISBN-13: 978-4093875905
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 18.5 x 13.7 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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興味深い日記 2006/9/27
形式:単行本
『戦中派虫けら日記』『戦中派焼跡日記』『戦中派闇市日記』『戦中派動乱日記』『戦中派復興日記』と続く山田さんの日記です。

本作は昭和26年〜27年12月までの記述が収められています。

この日記にも探偵小説・作家への忌憚のない意見が載っていて、かなりスリリングです。同時に原稿料も載っていて一つの資料になります。

また27年2月8日には

雪1、2寸つもる。朝、高木氏(彬光)来。ともに警視庁見学。瀬戸口氏にあい時事新報の堤松太郎氏に案内してもらって見学。鑑識課長の景山二郎氏に色々話きく・・・・・・。

という記述があります。この景山氏は景山民夫の父君です。

日記を通じて戦中からずーーーーーーーっと本を読みつづけていますが、この頃既に後年の忍法帖や時代小説ための資料を読み込んでいます。

書いていくときりがない。とても興味深い本です
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形式:単行本
気鋭の推理作家として『妖異金瓶梅』などを書いている頃の山風の日記です。
その舞台裏や世相も注目ですが、夫人となる啓子さんと、もうひとりの女性・孝子さんとの関係も興味深くあります。
山形出身で可憐な啓子さんと、傷ついた水商売の女性である孝子さん。
可憐な姫君系と憎めない妖婦系、二種類の山風ヒロインの造型の基礎があるような気がします。三十路間近でも青春まっさかりの日記です。
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風と来たりて 2005/12/4
形式:単行本
他人の日記を読むというのは罪悪感というか、うしろめたさが伴うものである。

当時の生活風俗を回顧したり、歴史資料的価値もあるのであろうが

本人が生前、承知のもとに発表されたものはともかく、没後に出たとなれば尚更である。

風太郎氏の一ファンとして読むべきか読まざるべきか。

知らずにすめばよかったものを、ハンケチをしぼりてすすり泣くことになるやもしれぬ。

・・・とうとう読んでしまった・・・。

心配は杞憂に終わった。随筆や晩年の語録、対談と全く同じ人である!

甦る山田風太郎!結局、泣ける。
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