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戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫)
 
 

戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫) (文庫)

by 中島 義道 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

東大で二つの学部を卒業したものの、社会不適応を繰り返す中島青年。明日死ぬなら何をしたいか?せめて重度の「哲学病」を全うしたい、との願いのみ。三十三歳、逃げ場無し。ウィーンで自分を変えられるかもしれない…。だが、待ち受けていたのは頑固・高慢・偏見に凝り固まったヨーロッパだった。家を借りる、試験を受ける、映画を観る、とにかくすんなり事が運ぶためしはない。泣き寝入りもままならず、青年は決意する。ヨーロッパ人と顔突き合わせ喧嘩することを。戦うことと、哲学することはどこか似てる。自分自身になるための、怒りと涙と笑い溢れる奮闘を綴る、ウィーン喧嘩留学記。

Product Details

  • 文庫: 245 pages
  • Publisher: 角川書店 (1999/11)
  • ISBN-10: 404349601X
  • ISBN-13: 978-4043496013
  • Release Date: 1999/11
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.1 x 0.4 inches
  • Average Customer Review: 3.2 out of 5 stars  See all reviews (6 customer reviews)
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7 of 9 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 「愛憎」, 2002/3/3
中島氏のウィーン対する思い.奥様と出会い,そして,1人のお子さんが眠っている土地.
最後に出てくるご夫婦の子供を亡くした場面のリアルさに,まさに「愛憎」という言葉を重ねてしまった.
中島氏のウィーンに対する思いは,まさに愛憎.

ウィーン大学での一こまや,ウィーン人の対応,日本人集団の実態などで進んでいく本書であるが,最後の最後で,愛憎というタイトルを付けた意味に触れた気がした.

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6 of 8 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars いずれにしても…, 2003/4/1
私個人的には非常に楽しい本です。留学経験者や、海外旅行で「どういうこと?」と言いたくなるような経験をしたことのある人はさらに楽しく読めるはずです。いや、そういう人は逆にその不快さがありありと蘇ってきて、むしろ苦い読後感が残るのかな?ともかく、生活の細々したことや現地での日本人社会の実態など、短期間の旅行者からは聞けないようないわゆる裏話が多く、読者はあたかも海外の長期滞在から帰ってきた友人が自分の目の前で息せき切ってその体験談を話し始めたかのような気さえしてくるかもしれません。

ただ中島さんは日本のスタンダード(?)で見れば「変人」です。同級生や同僚にいたら大抵嫌われるか敬遠されているような人です。だからそういう人の考え方に全く共感できないような方は、「感情移入」していくという読み方はできないのかもしれません。けれどそういう方に対してはなおのこと、この本はお勧めです。というのも、自分にとってまるで「外国人」であるような人(この場合では中島さん)が、いったいどんな考え方をしているか、それを理解するためのよいきっかけを本書が与えてくれるかもしれないからです。

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8 of 11 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars なぜウィーンを愛し憎むのか。, 2001/1/14
By アマゾン太郎 "次郎" (東京都渋谷区) - See all my reviews
中公新書「ウィーン愛憎」に新たに加筆し新装丁したものです。 彼が”なぜ”いまでもウィーンに強く固執しているのか。中公版でわからなかった理由が、良くわかりました。 また、滑稽とも思える日本での彼の生活、日常、他人に対する真摯な姿勢。それら総てが、なんとなく理解できる気がします。あくまで、なんとなく気がする、なのですが。

もし、中島さんの本を読んで、なんとなく共鳴できる部分があったならこの角川文庫版の「ウィーン愛憎」も読んでみて下さい。彼は傲慢、わがまま、偏執なんかじゃなくって、単なるウィーンかぶれなんだって事がわかるかも。 そんな私は、中島かぶれです。

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