人の一生の終着点が「本」になることである世界の物語第三弾。
何故か地下に閉じこもりきりになっている変人の司書が突然反旗を翻して、味方であるはずの司書に襲いかかってくる。その目的は館長代行の殺害。一体何が彼をそうさせたのか…
今回は今までと違って司書にスポットを当てたのかなぁ、と思いきや、やはり司書に敵対する教団の人が主役でした。第一作のキーパーソンを想い人、第二作を友人とするならば、今回は母親というところでしょうか。
ある人物に敵対することだけを目的として生きさせられてきた人が、ある日突然、そのことが無意味になってしまったときどうなるのか。他にすべを知らない彼は、その人物を調べ続け、ついに対象と同一化するとき、何を起こすのか?
まだまだ風呂敷が広がりきっていない感があるこのシリーズ。一体どこに行き着くの?