人は死ぬと「本」になる、という独創性はすごいですね。その「本」という最大のアイデアも物語に上手く絡んでいます。
何人もいる「人間爆弾」の目的は世界最強の武装司書「ハミュッツ=メセタ」を殺すこと。その人間爆弾の1人「コリオ=トニス」が物語に深く関わるわけですが、その彼はある日手に入れた「本」に出てくる美しい姫に恋をします。「本」は欠片に分かれていて、手に入れた欠片だけではその姫のことがよく分からない。彼はハミュッツ=メセタを殺すことしか考えていなかったのに、その姫を知ることで……。
1つの作品の中にもう1つの作品(姫の本)が語られることで面白さも2倍です。絵も綺麗で文句ありません。
本当は☆5つにしたい評価を☆4つにしたのは、まだ1巻は序章といった感じだからです。