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或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)
 
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或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集) [文庫]

松本 清張
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

第28回(昭和27年度下半期) 芥川賞受賞 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

一人の孤独な青年が病躯にむちうって、小倉在住時代の森鴎外を追求する姿は、推理小説に情熱を燃やす作者の姿でもある。昭和二十七年度後半期の芥川賞を得た名作。(田宮虎彦)
--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 495ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1965/6/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101109028
  • ISBN-13: 978-4101109022
  • 発売日: 1965/6/30
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミーミルの泉 トップ1000レビュアー
形式:文庫
清張といえば推理小説、事件の真相を追跡する、というイメージがあるかもしれません。
でも実際には創作の幅は広かったようです。いわゆる純文学という感じの現代小説も書いていて、しかも表題作『或る「小倉日記」伝』では芥川賞も受賞しています。

主人公は鴎外の「小倉日記」を情熱を持って追求します。男の生き様です。カッコイイです。途中、ちょっと色気を出す場面があるのですが、その時は上手くいきません。そんなもんでしょ。やはり己の一筋の道をまっすぐ進むのが漢です。

作品自体は、事実に基づいた創作なのか、あるいは完全なフィクションなのか、一見しただけでは分かりません。それだけ筆が巧みということです。
あと、さりげない小倉や柳川の風景描写がいい味出しています。
さすが松本清張、といった風格すら漂う作品です。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
40過ぎるまで苦労と苦学を重ねた松本清張。
この短編集の主人公達は清張の化身のようです。

不遇な環境にめげず、己の存在意義を賭けて我道を突き進む。
陳腐な表現でもうしわけないですけど、そんな主人公達です。

これ一冊を読んだ後の精神疲労度は、他の清張長編作品よりも大きかったです。
初期の作品だから稚拙だろうとなめてかかると痛い目見ます。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
短編の中で「笛壺」について。小説の内容よりもこの物語は漢字の研究材料として価値がある。白川静ー藤堂明保の漢字論争のことを言っている。試しに白川の「字統」(平凡社)と藤堂の漢和大字典(学研)で、物語中の”はぞう”にあたる漢字を見てみるとよいだろう。結論は、漢字における解字作業というものは、あくまでも状況証拠であるということだ。考古学遺物や文献資料がいかに多くあっても同じこと。その点では清張も同じことである。一蓮托生そう見れば、特定の権威に恐れて自説を躊躇する理由はどこにもない。そこで「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著という本を読むことをお薦めする。漢字の解字作業を飛躍させれば、そこには西洋絵画の世界だってありうる。あのフェルメールにまでも言及できる。記号やヒエログリフとなった漢字が、この本では絵解きのツールとして採用されている。
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投稿日: 2005/10/4 投稿者: いじさま
面白くないんですが・・・・
 話の筋が浅く、面白く有りませんでした。
 テレビ世代の私には「紙の束」を見て「でっち上げ」の話にのめり込むのが難しいです。
投稿日: 2004/8/10
松本清張の原点
「砂の器」のTVドラマ化までしばらく清張は読書会では沈潜していた。
理由の一つは国内旅行が日常化してしまったこともあると思う。実に... 続きを読む
投稿日: 2004/3/22 投稿者: らんどく丸
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