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主人公は鴎外の「小倉日記」を情熱を持って追求します。男の生き様です。カッコイイです。途中、ちょっと色気を出す場面があるのですが、その時は上手くいきません。そんなもんでしょ。やはり己の一筋の道をまっすぐ進むのが漢です。
作品自体は、事実に基づいた創作なのか、あるいは完全なフィクションなのか、一見しただけでは分かりません。それだけ筆が巧みということです。
あと、さりげない小倉や柳川の風景描写がいい味出しています。
さすが松本清張、といった風格すら漂う作品です。
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