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我らが隣人の犯罪 (文春文庫)
 
 

我らが隣人の犯罪 (文春文庫) [文庫]

宮部 みゆき
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新居に引っ越した僕たち一家は、隣家の犬の鳴き声に悩まされた。一計を案じ、犬を"誘拐"しようとしたところ、意外な展開になり

内容(「BOOK」データベースより)

僕は三田村誠。中学1年。父と母そして妹の智子の4人家族だ。僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。表題作以下5篇収録。

登録情報

  • 文庫: 253ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1993/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4167549018
  • ISBN-13: 978-4167549015
  • 発売日: 1993/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 97,506位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bluestar トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 ミステリ、と言えば必ず死体が出て来るもの。そう思ったら大間違い。犯罪が起きなくてもミステリは存在するのです。宮部作品は、長編はもちろん読み応えもあるし、時代物もおもしろい。でも私は、こういった短編集が結構好き。短い話で読者を満足させるのって、結構大変なことだと思うからです。

 この中で一番好きなのは、『サボテンの花』。小学生の子どもたちが卒業研究にサボテンの超能力を証明する、という課題を選びます。担任教師は猛反対。しかし、本来研究課題は自由であるはず、と退職間近の教頭先生は子どもたちの味方になります。この教頭先生、一部の教師や親からは反感を買っている”教師らしくない教師”なのです。つまり、子どもたちの味方。子どもをきちんと”人間”として扱っている立派な大人。だからこそ、「校長」にはなれないらしい。

 子どもたちがどうしてそんな研究課題を選んだのか。それが卒業式のあとわかるのですが・・・ちょっと泣けます。学校にこんな先生がもっといたら。親がこんな風に子どもを見つめていたら。子どもたちにとって世の中はもっと楽しいところになるはずです。

 とても短い小説なのに、すごく心に残ります。「火車」とか「理由」とか、分厚い長編もいいんですが、こういう子どもたちの気持ちが丁寧に書かれている作品も大好きなのです。そういえば、『サボテンの花』が舞台になるんですよね。それも見てみたい気がします。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本は宮部みゆきの最初の短編集です。表題作『我らが隣人の犯罪』はデビュー作なのだそうです。全部で250ページしかなくずいぶん薄いのですが、『魔術はささやく』が話題になったことを受けて急いで編纂したのでしょう。5作の短編のうち4作までが殺人以外の題材を扱ったもので、人を殺さなくても良いミステリは書けることを見事に証明しています。犯罪を犯す側を主役に据えたものが多いのも特徴です。犯罪といっても、ちょっとしたイタズラに毛が生えた程度のもので、違法でないものも含まれるのだが、そうした“犯罪者”たちをユーモアたっぷりに描いています。

ただひとつ殺人が登場する『祝・殺人』はうって変わってかなり陰惨な殺し方の事件を扱ったもので、犯人の心理も結構ゆがんでいます。他の作品とのコントラストのせいか、この作品の陰惨さが際立っており、印象に残りました。また、表題作や『サボテンの花』における子供の描き方の鮮やかさは、既にこの頃から宮部みゆきの専売特許となっています。

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形式:文庫
この中に掲載されている「サボテンの花」はとにかくオススメです。最後の子供達の手紙を見て、涙ぐんでいる副校長先生をちょっと想像しただけでこちらも温かい気持ちになって涙腺が緩みます。
子供達を教育するというのはこういうことを言うのだろうと思うし、相手の気持ちを考えるという意味でも勉強になる。きっとこの先生はさぞかしおいしい酒が飲めるでしょう。
是非、学校の先生に読んでもらいたい。
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最近のカスタマーレビュー
かるーく楽しめます
今、近所の古本屋さんで、宮部みゆきは買取が定価の20%ということなので、
蔵書?を読んでは売っている最中です。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: yuko
少年少女から大人まで楽しめる
学校が舞台であったり、少年の視点で書かれていたり、その他の作品も善意の人がたくさん登場するミステリ集。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/17 投稿者: rose
お勧めの一冊
短編が5つ集まったとても読みやすい殺人事件を含むサスペンス。巧いこと考えるなぁって感じ話です。一番良いのは、「祝・殺人」っていう4つ目ですね。
投稿日: 2010/1/16 投稿者: マックスハーラー
さわやか〜黒くない
この本は宮部みゆきが書いたショートストーリーがまとめられた作品です。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/3 投稿者: 電波状況
のちの作品の原点ともいえる短編集
のちの宮部作品に大きく影響を与えたであろう5つの短編から構成されています。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/29 投稿者: ronchin
出発点という印象
作者は本作以前にもサスペンス風の長編を発表していたが、お世辞にも良い出来とは言えなかった。本作もミステリとして読むとガッカリするが、登場人物たちの人間模様をほのぼ... 続きを読む
投稿日: 2006/12/29 投稿者: 紫陽花
一気に読み終えました
宮部みゆきさん本の中で初めて買った1冊です。

電車の中で一気に読み終えてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/30 投稿者: よっぴこぴん
長編でみたい
短編集なだけあってサクサク読めた。タイトルの作品は短編の中にもお楽しみ要素満載で上手いことまとまっているんですよね~。他のも面白かったけど、この作品のインパクトと... 続きを読む
投稿日: 2005/9/7 投稿者: 千代子
宮部みゆきの原点
デビュー作でもあり本書の表題作でもある「我らが隣人の犯罪」を含む短編5編を収録。... 続きを読む
投稿日: 2004/11/4 投稿者: 海山ごはん
読後感がいい。
「我らが隣人の犯罪」他4篇収録の短編集。
どの話も個性が生きていて、みずみずしい感じの読後感を与えてくれました。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/17 投稿者: 春哉3号
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