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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ほのぼのとしたミステリ,
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レビュー対象商品: 我らが隣人の犯罪 (文春文庫) (文庫)
ミステリ、と言えば必ず死体が出て来るもの。そう思ったら大間違い。犯罪が起きなくてもミステリは存在するのです。宮部作品は、長編はもちろん読み応えもあるし、時代物もおもしろい。でも私は、こういった短編集が結構好き。短い話で読者を満足させるのって、結構大変なことだと思うからです。この中で一番好きなのは、『サボテンの花』。小学生の子どもたちが卒業研究にサボテンの超能力を証明する、という課題を選びます。担任教師は猛反対。しかし、本来研究課題は自由であるはず、と退職間近の教頭先生は子どもたちの味方になります。この教頭先生、一部の教師や親からは反感を買っている”教師らしくない教師”なのです。つまり、子どもたちの味方。子どもをきちんと”人間”として扱っている立派な大人。だからこそ、「校長」にはなれないらしい。 子どもたちがどうしてそんな研究課題を選んだのか。それが卒業式のあとわかるのですが・・・ちょっと泣けます。学校にこんな先生がもっといたら。親がこんな風に子どもを見つめていたら。子どもたちにとって世の中はもっと楽しいところになるはずです。 とても短い小説なのに、すごく心に残ります。「火車」とか「理由」とか、分厚い長編もいいんですが、こういう子どもたちの気持ちが丁寧に書かれている作品も大好きなのです。そういえば、『サボテンの花』が舞台になるんですよね。それも見てみたい気がします。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
最初の短編集,
By minoru223 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 我らが隣人の犯罪 (文春文庫) (文庫)
この本は宮部みゆきの最初の短編集です。表題作『我らが隣人の犯罪』はデビュー作なのだそうです。全部で250ページしかなくずいぶん薄いのですが、『魔術はささやく』が話題になったことを受けて急いで編纂したのでしょう。5作の短編のうち4作までが殺人以外の題材を扱ったもので、人を殺さなくても良いミステリは書けることを見事に証明しています。犯罪を犯す側を主役に据えたものが多いのも特徴です。犯罪といっても、ちょっとしたイタズラに毛が生えた程度のもので、違法でないものも含まれるのだが、そうした“犯罪者”たちをユーモアたっぷりに描いています。ただひとつ殺人が登場する『祝・殺人』はうって変わってかなり陰惨な殺し方の事件を扱ったもので、犯人の心理も結構ゆがんでいます。他の作品とのコントラストのせいか、この作品の陰惨さが際立っており、印象に残りました。また、表題作や『サボテンの花』における子供の描き方の鮮やかさは、既にこの頃から宮部みゆきの専売特許となっています。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
短編としてはとってもいいサボテンの花,
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レビュー対象商品: 我らが隣人の犯罪 (文春文庫) (文庫)
この中に掲載されている「サボテンの花」はとにかくオススメです。最後の子供達の手紙を見て、涙ぐんでいる副校長先生をちょっと想像しただけでこちらも温かい気持ちになって涙腺が緩みます。子供達を教育するというのはこういうことを言うのだろうと思うし、相手の気持ちを考えるという意味でも勉強になる。きっとこの先生はさぞかしおいしい酒が飲めるでしょう。 是非、学校の先生に読んでもらいたい。
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5つ星のうち 5.0
一気に読み終えました
宮部みゆきさん本の中で初めて買った1冊です。 電車の中で一気に読み終えてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/30 投稿者: よっぴこぴん
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