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我が一家全員死刑
 
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我が一家全員死刑 [単行本]

鈴木智彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

「俺は殺人を楽しみ、狂い、快感すら憶えた」 (北村孝紘被告手記より) 2004年、福岡県大牟田市で起きた「4人連続殺人事件」、加害者の家族4人全員に死刑判決が下る前代未聞の事件となった。ヤクザ組長の息子に生まれ、20歳で4人の命を奪い、自らを殺人鬼と呼ぶ死刑囚が胸中と半生を語った戦慄の「獄中手記」 !

内容(「BOOK」データベースより)

犯罪史上に類を見ない“殺人ヤクザ一家”の次男・北村孝紘被告が獄中で綴った「人殺し半生」。人はなぜ殺人を犯し、そして死刑になるのか?社会の歪みと暴力が生んだ凶悪事件、その真相に迫る犯罪ドキュメント。

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: コアマガジン (2010/11/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4862529135
  • ISBN-13: 978-4862529138
  • 発売日: 2010/11/6
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 242,263位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
50 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
正直、なぜこのような事件が起こったのか分からなかったが、この本を読んで分かった。
理由は、行き当たりばったり。

全体の構成は、次男の手記をもとに、著者が補足、見解を述べているというもの。
手記の部分も多く、犯人でしか分からないその時の心情が書かれている。
著者も、ある意味、腹をくくった記述をしており、ノンフィクションとして読みやすくまとまっていた。

あくまでも、次男一人の手記をもとに書かれているという点から、この事件の本質に迫るには限界があるが、どう考えてもこの事件は行き当たりばったりの事件。犯行は短期間であったが、それぞれがいずれ捕まると分かっていたように感じた。それでもなお、犯行に及んだのは、歪んだ家族関係か。

何のために手記を残したのかは良く分からないが、この事件の真相が何であったかを知るためには参考になった。

それにしても、いとも簡単に人を殺すこの感覚、そして、その情景をつぶさに手記として残す感覚を理解することは難しい。
このレビューは参考になりましたか?
72 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 福岡県で起きた「大牟田4人殺害事件」、その実行役だった北村孝紘死刑囚の獄中手記を中心に、異様な事件の背景などが詳細に解説されている。

 犯人のみが語ることのできる強烈なリアリティはまさに圧巻。今から殺そうとする友人と昔話に花を咲かせ談笑する場面など、実際の殺人現場という極限状態が映画やドラマとはまったく異なっていることがわかる。胸をふさぐ描写も多いが、記号ではない、本当の「凶悪事件」の実態や「殺人鬼」の素顔などが浮かび上がってくる。

 また、加害者で全員が死刑判決、というヤクザ一家にも「家族愛」などの人間らしい一面もあり、残酷極まりない犯行との振り幅に複雑な気分になった。許すまじき快楽殺人鬼である孝紘死刑囚だが、彼と恋人との切ないやりとりはピカレスクロマンのような雰囲気すら感じさせる。

「殺人」「死刑」「ヤクザ」「家族」などが濃密に描かれた本書だが、重いテーマにも関わらず、引きずり込まれるように一気に読んでしまった。
 読後、人間の悪徳や良心について深く考えさせる犯罪ノンフィクションである。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ね・こじー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
実行犯の手記を中心に、大牟田4人殺害事件の背景に斬り込んでいく本です。
一家全員で思いつきと妄想から4人を殺害しており、1%も同情の余地のない家族です。

筆者は「批判的な論調にならないよう気をつけて書いた」とありますが、事実を列挙しただけで十分な北村家批判になってしまうかと。

手記の部分は「上手くはないが読ませる文章」です。
編集の妙もありますが、家族や恋人に向ける愛情と、被害者に向ける無邪気な殺意が見事に現れています。

犯罪者の手記ものとしては「愛犬家連続殺人事件」以来の生々しさを感じる本でした。
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