京都で印刷業を営む中西秀彦氏が書いた本です。
タイトル「我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す」から連想される内容というよりは、氏の処女出版「活字が消えた日」の延長上にある、「印刷業のIT化にまつわるエッセイ」といった方が内容に忠実です。
しかし、企業経営者が書いたエッセイにしては(と言うと既に数冊も上梓している氏に非常に失礼ですが)、とても読ませる文です。氏の新しもの好き、アントレプレナーシップ、進取の気性が手に取れるように読み取れ、社内の雰囲気すら実感できるような文章は、読んでいて実に快感です。
気軽にお薦めできる本です。