エドさんを最初にテレビで見かけたのは今年の初春『さんまのまんま』スペシャルであった。今田耕司さんが今年ブレイクしそうな芸人として紹介された4名の中の一人(うち一人は和製ビヨンセのモノマネでブレイクした渡辺直美)であり、過去にも
ムーディ勝山が紹介され、その年にブレイクした経緯があり、若手芸人にとっては登竜門的なコーナーであった。その中で親指を立てて「
グー!」を連呼しながら踊る奇抜な芸を披露した後に今田さんから彼女のこれまでの経歴について紹介され、「へ〜、こんな人もいるんだ。」となんとなく見ていた私だが、この時まさかこの方が今年これほど大ブレイクしようとは夢にも思わなかった。
これをきっかけにテレビへの露出が増え、そして今年の夏に24時間テレビのマラソンランナーに選ばれ、113kmを見事完走して大ブレイクを収めた遅咲きの若手芸人である。
本書はそんなエドさんが、芸人の道に歩まれるまでに通った長い道のりについて述べられており、パソコンのインストラクターやマナー講師に就きながらも常に女優を志し、一人芝居を続けてきたことやまた今までの数々の恋愛遍歴などが綴られている。また、40歳を過ぎてからのNSCに入学した決意や入学後、欠かさず出席しながらひたすら芸に打ち込むエドさんの真面目さや意気込みが物凄く感じられた。
読後感として、厳しさやつらさを感じた時にこそ、心の受けとめ方を変えて常に前向きに歩まれ、また苦労をされてきたからこそ現在休みがなく仕事がお忙しい中でも常に現場が自分を成長させてくれるというエドさんの姿勢や考え方に心を打たれました。
最後にエピローグにあるNSC入学当時の気持ちを書かれた文章に感動しました。