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懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫)
 
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懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫) [文庫]

筒井 康隆
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いっさい逃げ場なしの悪夢的状況。それでも、どす黒い狂気は次から次へと襲いかかる。痴漢に間違われたサラリーマンが女権保護委員会に監禁され、男として最も恐ろしい「懲戒」を受ける表題作。たった一度の軽口で、名も知らぬ相撲力士の逆鱗に触れた男が邪悪な肉塊から逃げ惑う「走る取的」。膨大な作品群の中から身も凍る怖さの逸品を著者自ら選び抜いた傑作ホラー小説集第一弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

筒井 康隆
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌「NULL」を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が「宝石」に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、’92年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。’97年、パゾリーニ賞受賞。’96年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 278ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/10)
  • ISBN-10: 4101171416
  • ISBN-13: 978-4101171418
  • 発売日: 2002/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 昔好きだった、筒井康隆。久しぶりに読んでしまった。

 

 筒井康隆の小説というと、「ドタバタ」「痛烈な風刺」といったイメージが先行しがちであるが、「現実世界にいながら非現実のエアポケットに落ち込んだような恐怖感」を描いた小説に傑作が多いと思う。

 「ホラー傑作集」と銘打っているが、先ほど申し上げたような恐怖感を描いた小説が並んでいる。冒頭の「走る取的」「乗越駅の刑罰」「懲戒の部屋」がその代表的な作品であろう。これらの小説が昭和40年代から50年代に書かれていたとは驚きである。

 本書解説で大槻ケンヂが書いているように、私も中学生時代に星新一から文庫本を読み始め、その次に手を出したのが筒井康隆の作品群であった。「ツツイは面白いでえ」とニヤニヤ笑いながら本を薦めてくれた古本屋のオバチャンの顔と声は未だに覚えている。

 星新一は中学入試の問題に取り上げられても、筒井康隆はまず取り上げられないだろう。星新一は親から薦められることはあっても、筒井康隆では考えられない。筒井康隆は親の目を盗んで読むものだ。

 世の思春期の子どもたちが自分の意思で筒井康隆を読み継いでくれることを心から願っている。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By andy23 VINE™ メンバー
形式:文庫
少年時代、筒井氏の作品には結構ハマっていた時期がありました。今、あらためて読んでもやっぱり面白い!と感じました。タイトルの「懲戒の部屋」をはじめ、不条理な泥沼にはまりこんだ人間のパニックと恐怖を題材にした短編が何作品かありますが、この手の作品は筒井氏の真骨頂だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
走る取的
乗越駅の刑罰
懲戒の部屋
熊の木本線
顔面崩壊
近づいてくる時計
蟹甲癬
かくれんぼをした夜

都市盗掘団
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