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憲法の常識 常識の憲法 (文春新書)
 
 

憲法の常識 常識の憲法 (文春新書) [新書]

百地 章
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

改憲、論憲、創憲など憲法論議が盛んな折、憲法上の重要問題を、“常識”の立場から「国家論」という補助線を使って考察する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

百地 章
昭和21(1946)年、静岡県生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て、平成6(1994)年より日本大学法学部教授(憲法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 217ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/04)
  • ISBN-10: 4166604384
  • ISBN-13: 978-4166604388
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By izagon VINE™ メンバー
形式:新書
かつて、学生時代に「商法や行政法に比べて、憲法学の教科書は読みにくいなあ」と思ったものでしたが、本書を読んでその理由が分かりました。
日本の権威ある憲法学者の著書は、論理がトリッキーになっていたんですね。日本国憲法への偏愛のあまり。

本書は、常識的な論理展開で論じており、とても分かりやすいです。タイトルに「常識」を2つも入れたのは、やややりすぎな感はありますが。
内容としては、日ごろマスメディアをにぎわすトピックについて、憲法成立後60年近くの現実と学説、判例、各国の憲法や国際法を挙げつつ、論じています。

取り上げているのは、天皇制、女性天皇論、9条、政教分離(靖国参拝)、公共の福祉と基本的人権の対立問題、外国人参政権、現憲法の成立過程と正当性、そして憲法改正論です。

新書という限定的な紙面において論じるにはあまりにトピックが多い、という批判はありえると思います。が、詳細な学説や判例の比較検討は、専門家やマスメディアの担うべきものとも言えます(とはいえ、本書でも、宮沢俊義氏や芦部信喜氏の学説が検討されていますし、判例についても示しているので、そういった手続きを省いているとは言えません。分量が少ない、という批判はありえる、というくらいです)。

一般向けに、分かりやすく、近年の憲法の争点を示したという意味で、非常によい本だと思います。著者の出す結論について同意するかどうかはともかく、この点は間違いが無いと思います。

大学の教養課程で憲法を学んだばかりの大学生をはじめ、昨今の憲法改正法の検討を見て問題意識を持った一般の方など、多くの方に読んで欲しい本です。お勧めします。

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By θ トップ1000レビュアー
形式:新書
まず、この本は決して中立的な立場から書かれた本ではなく、あくまでも改憲派側からの問題提起として読むべき。

で、それを踏まえて読めば、なかなかよく出来ている。

日ごろメディアを騒がせている天皇、九条、政教分離、外国人参政権などを、一般人の常識的な感覚に基づいて考えていく。わりと読みやすくまとまっている。ただ詰め込みすぎの感もあるが。

護憲派の人も、改憲派の主張に目を通すという意味で読んでも損はないだろう。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は非常に冷静に憲法に関する緒論を検討しています
論旨が明快で、シロウトにも分かりやすく納得できる内容です
この本を読めば、特に憲法の解釈で議論が多い、九条と自衛隊や
最近話題の外国人参政権、さらに政教分離等の争点が明確になります
ご一読する価値は十分にあります
私から見た印象としては、この著者は非常にフェアであると思います
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