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35 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
物を考えられる人のための本,
By カスタマー
レビュー対象商品: 憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」 (単行本)
この本の主張は、ほぼ定説と言えるものと思います。国家公務員試験や司法試験で基本書とされている本と内容的にはほぼ一致すると言えます。著者のリキミを感じる部分もありますが、この本を読んで「おかしい」と思うとすれば、それこそ偏向(少なくとも憲法界の多数派からは)と言わざるを得ません。 最近はサヨク(なぜカタカナ書きなんだろうか?)の一言でもって、自分の考え以外を否定すると言う悪しき風潮があります。携帯だ、なんだかんだと昔と比べ物を考える時間の少なくなった若者が安易な、お手軽な思想に逃避する傾向が顕著になっていますが、そのような中で、自ら物を考える能力、勇気ある若者に薦めることの出来る本の一つと考えます。 なお、明治憲法が世界的に高く評価された、という事実は寡聞にして存じませんでしたが、少なくとも学会、教育界の定説であった美濃部説と、穂積、上杉説との対立に見るように、また、内閣や、国家の意思決定主体とその責任が明確でない明治憲法は、大いに問題があったはずです。
52 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本国憲法に無関心な人、あるいは押し付け憲法だという人へ,
By カスタマー
レビュー対象商品: 憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」 (単行本)
現在の日本国憲法が、アメリカ語の訳語であることを一定程度認めつつ、それならば、現在の「訳語」ではなく、一体どのような「訳」ならばふさわしいのか、著者の試案を読みやすく書いた本。少し長めの、前書きとあとがきも読みのがせない。憲法がなし崩し的に踏みにじられようとしている現在、必読の書だと思います。 イラクに対する「アメリカの軍事行動」が勃発する前に、イラクの現地に足を踏み入れた著者の思い入れが伝わってくる。
60 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本質は優しい言葉の中に現れる,
By
レビュー対象商品: 憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」 (単行本)
憲法とは、自分達の国がどういう価値観をもって、どういう将来を作っていくかということの宣言である。全ての法律は憲法に矛盾しないように作られる。だから専門知識がなくとも理解できる内容になっているはずである。その国が本当に民主的な国なら、憲法はその国の人たちの意思であるのだから。その意味で、この国の人がほぼ理解できる訳語を目指した本書はとても意義深く、またもっともな試みである。日本に住む(あるいは日本に興味を持つ)全ての人に読んでもらいたい本である。特にまえがきは必見である。
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