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19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
1・2章だけでもおもしろい,
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レビュー対象商品: 憲法と平和を問いなおす (ちくま新書) (新書)
「立憲主義とは、国家権力を制限し国民の権利・自由を保障する・・」「日本国憲法は、個人の尊厳をその中核的価値とし・・」 「民主主義は、単に多数者の支配の政治を意味せず・・」 一般的な憲法学のテキストを読むとよくでてくるフレーズですが 本書では、自明視されがちなこれらの憲法の核心的な概念をまさに「問い直す」ことで
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読者層は?,
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レビュー対象商品: 憲法と平和を問いなおす (ちくま新書) (新書)
従来の憲法論者とは一線を画す視点から書かれており、評判に違わぬ内容だと思います。一方、全体としてわかりにくい印象を受けるのも確か。 「あとがき」にも書かれていますが、筆者自身で読者層がはっきりイメージできていないためでしょうか。 そこを差し引いて星4つ。
16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
憲法と平和を理性的に論じる視座を提供する,
レビュー対象商品: 憲法と平和を問いなおす (ちくま新書) (新書)
憲法と平和を論じる上で理性的な議論の視座を提供する良書。なぜ多数決か、なぜ民主主義かから話が始まる。そして、立憲主義が民主主義とは緊張関係にあることを明らかにする。 「民主主義にもとづいて行使される国家権力でさえ制限されるという点に、立憲主義の強みとその謎がある」(13頁) 立憲主義を、比較不能な価値を奉ずる各人が、それでも社会として統一した決定を導出するための、公私をわける極めて人為的な装置、と位置づけ、我が国の平和憲法との関係を探る。 憲法典は、準則ではなく原理であるという考えから、必ずしも文言に厳格である必要はない。事実、表現の自由や政教分離規定は言葉通り厳格に解されていないし、それで妥当である。だから、9条は現実に即していないと批判する人々は、9条のみは厳格な文理解釈をするべきという何らかの特殊な前提をおいている。一方、絶対平和主義はそもそも立憲主義と整合しない。なぜならば、警察力と人民による抵抗で国の脅威に立ち向かうことは、公私の境界をなくした戦争=地獄理論と親和するからである。結論として、穏和な平和主義を提唱する。長谷部教授の著作の入門的な本でもあり、憲法改正議論が盛んな今こそ、「理性的な議論のために」もおすすめできるだろう。なお、法学教室2005年10月号30頁とあわせて読むと面白いと思う。
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