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憎まれ役
 
 

憎まれ役 [単行本]

野中 広務 , 野村 克也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

小泉、長嶋、視聴率をとる男が日本を堕落させた!這い上がった男の格差社会憂国論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野中 広務
1925年、京都府船井郡園部町に生まれる。51年、園部町議に初当選。以後、園部町長、京都府議、京都府副知事を歴任。府議時代は、野党として蜷川革新府政に対峙した。83年、衆院議員に初当選。94年、自治大臣・国家公安委員長、その後自民党幹事長代理、内閣官房長官を歴任し、森内閣で自民党幹事長に就任した。2003年、「小泉改革」に反旗を翻し、「退路を断って闘う」ために引退を表明した

野村 克也
1935年、京都府竹野郡網野町生まれ。54年、南海ホークスに入団。70年には選手兼任監督、以降もロッテ、西武で現役生活を続け、実働26年、試合数3017は歴代1位の記録であり、本塁打、打点は歴代2位、三冠王1回、MVP5回の記録を持つ。監督としてはID野球を提唱、南海、ヤクルト、阪神など弱小チームを率いてリーグ優勝5回、日本シリーズ制覇3回。2006年から楽天ゴールデンイーグルス監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4163695508
  • ISBN-13: 978-4163695501
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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By raywayne トップ500レビュアー
形式:単行本
ノムさんはともかくとして、野中さんといえば21世紀初頭の日本政界において最大の憎まれ役−というか“悪役”  その悪役の視点から加藤の乱の経緯や、森元総理時代の顛末記が書かれていて興味深いです。

通読してみて面白いのはお二人とも恵まれない境遇から身を起こしてトップに上り詰めた経歴をお持ちだけに、人間関係や、分をわきまえた地道な努力の大切さを懇々と説かれるところです。 マスコミによって華々しく作りあげられたスターたちの言動が我々の日々の励みになるよりというよりは、苦笑やバッシングを煽り立てる格好の材料になっている現状を見れば、確かにこれらは忘れたくない日本の善き伝統の一部だと思います。 しかし、野球と違って政治というものは結果がすぐには見えないので本当に大変です(しかも日本の指導者はめまぐるしく変わりすぎます)。 野中さんは遅咲きだったゆえに、政治は勝たなくては意味が無いことを熟知していて、勝つためにどれだけ粉骨砕身したか、どんな技術が必要なのかをかなり強調しているのですが、(少なくともこの本においては)その勝利の果てにどのような国家作りを目指していたのか、というビジョンはほとんど書かれていません。 しかも彼が支えてきた総理大臣たちの顔ぶれがいかにも弱かったというのも不運だと思います。 ノムさんの方はまあ、目標は日本シリーズ優勝、しかも野球選手としてだけでなく、人間としての内面教育を重視というスポーツマンとしてほぼ完璧な外面と内面の目標を掲げているので分かりやすいのですが。

お二人とも生涯の仇敵小泉・長嶋に関してはまだ怒りを抑えきれないのか、かなり激烈な批判の言葉も飛び出しています。 怒りが収まったら個人批判を抜きにしての政治論・野球論を著して欲しいものです。これだけの経歴の持ち主達なのですから、きっとスターでもなんでもない、我々一般人にとっては励みとなる本になると思います。
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信念の人 2007/11/7
By T-ch
形式:単行本
「勝負師」、「頑固オヤジ」、「憎まれ役」、「影の人」彼らを表す言葉は、派手さはないが今の若い世代が忘れている何かを思い出させてくれる。彼らは、自分の思ったことは必ず達成する信念の人である。しかし、自分の思考を信念にまで高めることは並大抵のことではありません。最近では、表面のみの信念が流布しているように感じます。私は、本物の信念をもった者だけが、夢や目標を達成できると信じています。それも最近の若者が主張する自己実現などという自己中心的なものではなく、社会の役に立つ、そんな人物がこれから日本を引っ張るのだと確信しています。自分も早く本物の信念を得たい、そう考えています。
印象に残った言葉として、「人は他人の評価で価値が決まる」という言葉。その言葉は一見、人の目を気にして、人の評価を絶えず意識して生きていかなければならないのかと考えてしまいます。しかし、本当の信念をもった人間は、絶対成功する。つまり評価してくれる人は必ずいるのです。自分は頑張ってる、努力している、成長しているといくら主張したところで、人が評価していないのであれば、それはただの自己弁護です。
あともう1つ、「人の値打ちは失敗するかどうかではなく、失敗からどう立ち上がるかで決まる」。私もそのように思います。きっとどんな成功を手に入れられた人も、必ず失敗はある。才能に恵まれている、先天的な能力の差などこの世は不条理なことだらけです。それを受け入れて、自分にしかできない仕事をする。それも失敗に屈せず、諦めずに努力することが必要です。そうすればきっと人生の成功者になれるのではないでしょうか。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この本は珍しい。今まで,野球に関連する本,政治に関連する本は数多く出てきたが,この2つを融合させた本は少ないからである。私は今まで政治と野球はあまり繋がっていないと思っていたが,読んでみるとこの2つは,実は深いところで繋がっていると分かる構成になっているので,とても興味深かった。
 この本の帯には「小泉(純一郎),長嶋(茂雄),視聴率をとる男が日本を堕落させた!」と書いてあるが,確かに小泉,長嶋の両氏は卓越したマスコミ戦術などで,多くの人から圧倒的支持を得る方法(いわゆるポピュリズム)を行っていた。それに対して野村克也さんと,野中広務さんはそれぞれの分野から分析しているが,読んでみると小泉,長嶋両氏がいかにプロ野球,そして日本を堕落させたのかよく分かる。

 この本はこれからのプロ野球,そして日本をどのようにすべきか,大きな示唆を含んでいる。是非,これを読んでこれからのプロ野球,そして日本について考えて欲しいと思う。
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