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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
美しきダーティーヒーロー誕生!,
By けい (札幌市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 憂鬱な朝 (1)(キャラコミックス) (コミック)
途中まで読んだ時に、うかつにも描き下ろしの『conversation』を流し読みしてしまいました。
この話しは、暁人が学院で石崎と出会った頃のエピソード。桂木を見つめる暁人の少年らしい真っすぐな眼差しに、 家の事を思いあえて厳しい態度で接する家令と、彼に認められようとひたむきに走り続ける若き当主。そんなありきたりな 図式をその後の展開に思い描いてしまいました。しかし読み進めて予想に反する話しの流れにびっくり! 桂木のあまりの俗物ぶりに目がクラクラしました。利用価値があると見れば誰とでも寝るなり振りかまわないやり口。 美しきダーティーヒーローの誕生です。若いとはいえ暁人は当主です。その主人に対して取引を持ちかける桂木のふてぶてしさ。 この冷たい、キツい表情の奥に何を抱えているのか、なぜそこまで陞爵にこだわるのか、凡人の私にはこの後の展開が まったく予想できません。桂木の出自にも謎が持ち上がったところ。早く次の巻が読みたい、発売が待ち遠しい! 自国の歴史には興味があるので多少の歴史本は読みますが、一般の物ではまず爵位の事など触れられていません。 底が浅いというコメントの方もいるけれど、その当時の日本経済も含めて私にはとても興味深く読めました。
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
続きが待ち遠しい,
By ぽぽ (愛知県尾張旭市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 憂鬱な朝 (1)(キャラコミックス) (コミック)
非常に低い評価をしている方がいらっしゃったので、購入に二の足を踏んでいましたが、買って良かったです。
改めて日高先生の絵のうまさには感動しました。微妙な感情表現にはぞくぞくします。 暁人と桂木は確かに形の上では主従関係ですが、暁人は出会った時から桂木に認めてもらおうと一生懸命でした。それが絶対にかなえられないことだと悟った時、暁人は破れかぶれとも言える強硬な手段に出ます。しかしあくる朝暁人は自分のしたことに「こんなはずじゃなかったのに」と涙します。一方の桂木は一人屋敷の外に出て、不幸な子供の頃を思い出し、空を見上げ「世の中にはどうにもならないことが多いんですよ」と独り言を言います。この時の桂木の空虚な目がとても色っぽい! 狡猾さなどかけらもない素直な暁人と、目的のためには手段を選ばない桂木は対照的でどちらも魅力的なのですが、個人的には桂木の色気に参りました。 「どうしようもなく桂木が好きだ」という心を抑えきれず縋り付く暁人を上から見下ろす桂木の目。空虚とも優しさともとれる微妙な表情は、日高先生さすが!と言うしかないです。
42 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間関係の面白さ,
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レビュー対象商品: 憂鬱な朝 (1)(キャラコミックス) (コミック)
両親ともに亡く、幼くして華族の爵位を継いだ主人公暁人。彼が成人するまで家や財産すべてに采配を振るう、教育係の桂木。明治時代の華族社会を舞台にした、この二人の恋物語です。 桂木のまさに「慇懃無礼」な物言い。最初は無自覚にその冷たい桂木の愛情を乞う暁人が、成長するに従い男として人として気持ちを募らせてゆく……ドラマチックな上にジリジリきます(笑) 中々色っぽい展開にはならないのですが、桂木のミステリアスさと、意外に聡明でいい男になりそうな暁人の成長、続きが楽しみ。 果たして掛け違ったボタンを直せる日は来るのかしら。
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