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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
楽理に躓いた人に,
By 太一 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 憂鬱と官能を教えた学校 (単行本)
巷で商業音楽向けの理論とされる楽理の殆どが、バークリー・メソッドに基づくことは斯界では常識に近いが、その体系が孕む限界について、ここまで明晰に批評(批判ではない)している論考は他にない。度々言及されるように、実際の理論については骨格を説明しているだけなので、演奏家のための実用性には乏しい。しかし楽理を学ぶ者がたいてい躓く問題について、これほど明快な解答を与えてくれる著作は類がない。要約すると、1)バークリー・システムでは音程の協和・不協和度は音の物理的な振動比を根拠とする。2)それに基づいてコード進行は響きの緊張→弛緩の原理で説明される。3)それはビバップ等ポピュラー・ミュージックを解釈するのに極めて整合性の高い体系である。4)しかし現在この範疇では把握し難い音楽も一般化している。といった所か。楽理に納得いかない感覚を抱いたコトのあるミュージシャンにとって示唆に富む一冊なのは間違いない。
65 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
音楽理論を楽しく学ぶには,
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レビュー対象商品: 憂鬱と官能を教えた学校 (単行本)
菊地氏は「高校生でも分かるように」とどこかで書いていたが、内容的には音楽の素養がまったくないとちょっととっつきづらいです。 もしお手元にキーボード等があるならば、資料ででてくるコードを実際に鳴らしてみると理解が早いと思います。 そして、最終章の菊地氏のセリフは感動的です。ぜひ本で確認してみてください。
57 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絶賛,
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レビュー対象商品: 憂鬱と官能を教えた学校 (単行本)
カタカナ語と難解語多くスノッブさは「東京大学のアルバート・アイラー」と変わらず。著者の自意識がなせる技かどうかはともかく、内容は素晴らしい。楽理の一般的な解説書が少ない中で音楽理論を本音で語り類を見ない良品。バークリーメソッドに止まらず楽典全般に亘る解説に好感。著者の広範囲な知識と音楽に対する愛情を感じる。 音楽を習ったのは義務教育までの私にも、それだけの知識で十分理解できる内容である。
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