我々が著名人に対して持つ印象というのは、マスコミによっていくらでも
操作されてしまう。
特に犯罪を犯した(とされる)人物に対しては。
モデルとなった政治家については、自分も悪い印象しかありませんでした。
外見とか話し方とか、いかにもって感じですので・・・
実際、一緒に仕事したらすぐにこちらがストレスで押しつぶされそうです。
日本人の中では浮いてしまう、我の強いタイプですね。
しかし、この作品を読んでみると、彼への印象を見直すことになります。
政治系の本はあまり読まないので、知っている人にとっては今さらなのかも
しれませんが、私は彼の中にこんな純真な信念があったとは驚きました。
それを信じられるかどうかはまだ分かりませんが。
そして、なんといっても主人公の外交官と検察の駆け引きがおもしろいです。
実際にあったことを題材にしていますので、他の賭博漫画などで描かれている
ような頭脳戦なんかより、緊迫感が格段に違ってきます。
これは、作画の伊藤潤二の力も大きいでしょうね。
非常に続きが楽しみな作品なのですが、心配なのはどこからか圧力がかかって
連載が止められないかです。
ちょっと考えすぎですかね。