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感染症は世界史を動かす (ちくま新書)
 
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感染症は世界史を動かす (ちくま新書) [新書]

岡田 晴恵
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

微小な細菌やウイルスなどの病原体が、そのときの政治や社会に与えた影響について、私たちの認識はどこかあやふやである。たとえば中世ヨーロッパに壊滅的な打撃を与えたペストについても、なぜ始まり、どのように終わったかについて、はっきりした結論が得られているわけではない。では、人類はその見えない恐怖にどう対処して来たのだろうか。そして、目の前の最大の脅威=新型インフルエンザとは何か。ハンセン病、ペスト、梅毒、結核、スペインかぜなど、人類史を大きく動かした感染症の歴史から、新型インフルエンザの脅威とその対策を考える。

内容(「MARC」データベースより)

人類は見えない恐怖にどう対処して来たのだろうか。ハンセン病、ペスト、梅毒、結核、スペインかぜなど、人類史を大きく動かした感染症の歴史から、新型インフルエンザの脅威とその対策を考える。

登録情報

  • 新書: 286ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/02)
  • ISBN-10: 4480062866
  • ISBN-13: 978-4480062864
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 127,777位 (本のベストセラーを見る)
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By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
世界中で何千万人も死ぬような災害は感染症しかないだろう。前半でどれだけ感染症が西欧をパニックに陥れてきたか、中世から近世にかけての感染症の猖獗が引き起こしたパニックを、中盤では公衆衛生の確立と下層市民の不健康な生活を、最後にインフルエンザの脅威を記した。

梅毒がはやり出した頃、各国で梅毒に「フランス病」などといったように敵国の名前を付けたとか、結核患者に王様が触れると結核が治るという俗信があった、など今は余り知られていない、各時代の奇妙な因習や、感染症が招く狂気を色々紹介していて面白い。各章で教会が話題に上り、改めて西欧史における教会の影響力の大きさを感じさせる。

最後に鳥インフルエンザのことを書いている。なぜそんなに恐れられているのか分からなかったが、本書を読みその疑問が氷解した。今は鳥から人だけで人から人への感染はしないが、ウイルスは確実に人から人へ感染しそうなものに変化しつつあるそうだ。しかも致死率は50%以上あり、伝染力がすさまじい。インフルエンザの威力はすさまじく、第一次大戦もインフルエンザのせいで終わったというほどだ。

とにかく、どの章も面白い。各時代を代表する病気を一つづつ取り上げているが、最初にその病気についての解説も分かりやすい。感染症がどれだけ人を悩ませ続けているか、感染症自体の恐怖はもちろん、感染症の生む狂気の怖さも思わずにはいられない。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
タイトル通り,感染症と世界史を紹介してくれることに絞ってくれた方が良かったと思います.最後の章(あとがきによると,ここは別の原稿を付け足したらしい)で,新型インフルエンザの恐ろしさを警戒することの必要性を,一所懸命に説いていますが,何かにとりつかれたように文体が変わり,ここだけページ数がやたらと多く,同じこと何度も書いてしまっているくどい文章を読まされる羽目になります.本の趣旨からすると,最後の章はおまけ的なところであり,著者の新型インフルエンザの恐怖の思いが強いことはわかりますが,最後まで読むのがいやになってしまいました.この著者は,出だしもそうですが,思いを前面に出すと文章があやふやになってしまうので,なるべく事象のみを淡々と書いてくれる方がいいです.
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形式:新書
新型インフルエンザの恐怖!と帯に書いてあるが・・・。筆者はウィルスの研究者であって、世界史に影響を与えたハンセン病、ペスト、梅毒、結核、スペインかぜ等をとりあげているが、感染症の解説が主題の本ではない。宗教絵画から産業革命にまで筆が及んでいるので、読むうちに世界史をもう一度勉強しなおさなくてはと思ってしまった。

世界史の転換の契機になったのは英雄ではなく、感染症であるという歴史書である。私の筆力では筆者の「思い」を紹介できないので、思いが詰まっている「あとがき」から読むことをお薦めしたい。
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