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感情教育 (講談社文庫)
 
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感情教育 (講談社文庫) [文庫]

中山 可穂
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

これ1作でわたしは年老いた――(文庫版あとがきより)

女と女。胸に突き刺さるような至高の愛。
中山可穂の最高傑作!

前世から契りあった恋人はあなたですか?今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか?
那智と理緒。傷つくことにすら無器用な2人が出会ったとき、魂がふるえ、存在の根源をゆさぶる至高の恋が燃えあがる。同性同士の愛の極北を描く、山本周五郎賞受賞作家による傑作長篇!

内容(「BOOK」データベースより)

前世から契りあった恋人はあなたですか?今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか?那智と理緒。傷つくことにすら無器用な二人が出会ったとき、魂がふるえ、存在の根源をゆさぶる至高の恋が燃えあがる。同性同士の愛の極北を描く、山本周五郎賞受賞作家による傑作長篇。

登録情報

  • 文庫: 368ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/5/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062734346
  • ISBN-13: 978-4062734349
  • 発売日: 2002/5/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 364,630位 (本のベストセラーを見る)
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ちょっと残念 2004/10/4
形式:文庫
那智と理緒という、それぞれ過酷な生い立ちを持つ2人の女性が運命的?に出会い、惹かれ合う話。文章は簡潔だが、登場人物の細かな仕草や表情にまで神経が行き届いており、繊細。特に、2人の生い立ちがそれぞれ語られる前半部はテンポ良くダイジェストされていて没入できた。

ただし。2人が出会ってからの後半部は正直期待はずれ。本当にこの2人の恋は運命的なものだったのか、その必然性がどうにも理解できない。2人のキャラクターが、肉体こそ「うりふたつ」だが精神的には完全に凸凹(ある意味シンメトリカルに)として設定されていないことによるのだろうか。その点も含め、「飽きた、もう読みたくない」とは決して思わなかったものの全体に中途半端な、何かが足りないといった読後感を持った。

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By 香桑 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
一晩でいい。共に抱き合いながら眠れたら。共に夜明けを迎えることができたら。
既婚者との恋は、たったそれだけのことが許されない。こんなにささやかな願いなのに、実現させようとすれば、現在の家庭や生活と引き換えにしなくてはならなくなる。
愛する人に、自分との恋愛の代償に、現在の家庭や生活を捨てろと言えるか。自分の幸福の代償に、現在の家庭や生活を捨てることはできるのか。

母親に捨てられた子どもと、父親に捨てられた子ども。その二人が長じて出会ったとき、「母親は子どもを捨てられるか/捨てさせてもよいのか」という命題が大きく立ちはだかる。
二者択一ではないはずのことが、二者択一であるかのように選択を迫られる。自分自身も、そうとしか事態を把握できないほど、疲れ果てて視野狭窄に陥ってしまうことがある。
そんな死の海を目の前にしたときのような絶望の瞬間を乗り越えていった二人の物語は、恋愛が終わっても小説としていつまもで美しく輝くだろう。
作者のルーツのような恋愛を知る格好の材料であり、美しい恋愛小説であると同時に、被虐待からのサバイバーを描いた小説としても秀逸だと思った。
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形式:文庫
可穂さんの本はこれが初めてでした。
女同士、ぶつかりあうように愛し合う様子は、感動しました。恋愛小説という枠にとどまらず、純文学でもいけるんじゃないかと思いました。
愛するとは相手の生き血をすすることだと、本当にそう思いました。この小説に描かれた恋愛こそ真実の恋のような気がします。
面白くてあっという間に読み終えて、可穂さんの他の作品も読みました。今では熱烈なファンです。
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