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感傷の街角 (角川文庫)
 
 

感傷の街角 (角川文庫) [文庫]

大沢 在昌
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

早川法律事務所に所属する失踪人調査のプロ佐久間公が、ボトル一本の報酬で引き受けた仕事は、かつて横浜で遊んでいた“元少女”を捜すことだった。人間を、街を描く佐久間公シリーズ。(池上冬樹)

内容(「BOOK」データベースより)

早川法律事務所に所属する失踪人調査のプロの僕。プライベイトに、ボトル一本の報酬で、11年前に別れた女を捜してくれという、その依頼を引き受けたのは、依頼人のシャイな表情が気にいったのと、僕の過去へのセンチメンタリズムからだったのかもしれない…。本年度吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞した気鋭の、衝撃のデビュー作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 372ページ
  • 出版社: 角川書店 (1994/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041671078
  • ISBN-13: 978-4041671078
  • 発売日: 1994/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
本作品は、作者の代表的なシリーズ、<佐久間公シリーズ>の一作目で、出版順としては4番目だが、作者の実質的なデビュー作にあたる。
他の佐久間公シリーズは短編が「感傷の街角」「漂泊の街角」、長編が「標的走路」「追跡者の血統」「雪蛍」「心では重すぎる」。

「心では重すぎる」では若者の言葉がわからなくなったと嘆いていた佐久間だが、本書では自分のことを「私」ではなく「僕」と語るフレッシュな佐久間の活躍を読むことができる。また、「雪蛍」では「探偵は生き方である」と有名なせりふをはいた佐久間だが、本書の中では、「ジーパンは嫌いだ。おとなしいスーツは好まない、それほど弱虫のつもりはないが、腕っぷしにやたら自信があるわけでもない。人間的にしつこい奴は嫌いだが、仕事ではそうあろうと努めている。」と自分と職業を語っている。作者自身が文庫の後書きで、「大人の男の渋さに対抗するには、自分の青さしかないと考え・・・」と書いているが、確かに青臭い部分は否めない。しかしながら、後の作者の作品に通じる「幹」が、20年以上前のデビュー作からしっかり確立されているのは、さすがと言うほかない。本作品を書いたとき、作者は22歳であり、まさに佐久間公と共に作者が年を重ねているという感じである。

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形式:文庫
本作品は、作者の代表的なシリーズ、<佐久間公シリーズ>の一作目で、出版順としては4番目だが、作者の実質的なデビュー作にあたる。
他の佐久間公シリーズは短編が「感傷の街角」「漂泊の街角」、長編が「標的走路」「追跡者の血統」「雪蛍」「心では重すぎる」。

「心では重すぎる」では若者の言葉がわからなくなったと嘆いていた佐久間だが、本書では自分のことを「私」ではなく「僕」と語るフレッシュな佐久間の活躍を読むことができる。また、「雪蛍」では「探偵は生き方である」と有名なせりふをはいた佐久間だが、本書の中では、「ジーパンは嫌いだ。おとなしいスーツは好まない、それほど弱虫のつもりはないが、腕っぷしにやたら自信があるわけでもない。人間的にしつこい奴は嫌いだが、仕事ではそうあろうと努めている。」と自分と職業を語っている。作者自身が文庫の後書きで、「大人の男の渋さに対抗するには、自分の青さしかないと考え・・・」と書いているが、確かに青臭い部分は否めない。しかしながら、後の作者の作品に通じる「幹」が、20年以上前のデビュー作からしっかり確立されているのは、さすがと言うほかない。本作品を書いたとき、作者は22歳であり、まさに佐久間公と共に作者が年を重ねているという感じである。

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形式:文庫
表題作「感傷の街角」は第1回小説推理新人賞受賞作であり、直木賞作家・大沢在昌のデビュー作となった作品です。作品中で、主人公・佐久間公が「僕」という人称を使っており、これはなかなか目新しいと感じましたが、内容的にいえば、ハードボイルド小説と呼ぶには少し青臭い気がします。この作品を評するには、当時の選考会においての、故・生島治郎氏による「これはハードボイルドというフィーリングを持った小説だと思う」という発言が的を得ていると思います。全体的になかなか良くまとめられている短編集です。
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