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筆者は、生々しい自分の欲望をありのままに語り、その欲望がどこから来るのかを探っていきます。
あくまで自分中心に問題が語られるので、読者の年齢や育った環境によってはまったく共感や理解ができない意見もあると思います。
筆者の意見に対する賛否はちょっと置いておいて、「自分の場合はどうなのか」を同時に考えていくと、自分の欲望の源泉が客観的に見えてくるような気がします。
筆者が自分の恥部に真っ向から立ち向かう姿は、性欲のことで真剣に悩んでいる人達に勇気を与えるものだと感じます。正式解答が書かれているわけではないのですが、自分で問題を解決するためのヒントだと思ってこの本を読んでみると得るものがあるかもしれません。
男性の方は正直に「自分はどうか」を考えながら読んでみてください。
また、女性の方にもぜひ一読いただきたい本だと思います。
性に対し、著者が自分の実感や体験談を引きあいにして語る理論は、実に衝撃
的で大胆。目次を開くだけでも『ミニスカートさえあれば生身の女はいらない!?』
『私はなぜ制服に引かれるのか』『「男の不感症」をまず、認めよう』などの
刺激的な言葉が並び、いざ読み出すと止まらなくなってしまう。
自分の性欲を隠さずに語り、極端な仮説をあえて提唱した著者の勇気にまずは
拍手を贈りたいところだが、本書の真価は「作者が赤裸々に自身を語った」こ
とではなく「赤裸々に自身を語ったことにより『ありえない話ではないんだ』
という説得力を付加した」ことだと思う。著者のケースを「自分とは違う」と
一蹴せず、それを参考にしながら「では自分自身はどうなのか」と自らの性を
考えてみるいい機会を、本書は与えてくれる。
10冊くらいまとめ買いして、男友達に配り、片っ端から感想をきいてみたくな
る本。語られる内容は、女性ではなく、男性にこそ興味深い話だと思う。だが
しかし「男の性」の話は、男と性行為をする「女」にとっても、決して他人事
ではないのだ。
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